美唄国設スキー場を紹介します。美唄国設スキー場は知る人ぞ知る超穴場なスキー場であり、混み合っていることが少なく混雑を嫌うスキーヤーにとってはまさに天国と言えるでしょう。札幌からもそれほど遠くなく、アクセスしやすい点も魅力です。
空知地方の超穴場!美唄国設スキー場とは?
「美唄国設スキー場」は、岩見沢市の北に位置している街・美唄市にあるスキー場です。国設で小規模なスキー場なので、一般的にはあまり知られていません。
1年を通して比較的空いており、場所的にも「超穴場」と言えるスキー場です。札幌や旭川、小樽などの人気スキー場の混雑を避けたいスキーヤーやボーダーが訪れるスキー場になっています。
国設のため、リフト券の価格設定が安価である点も魅力のひとつです。大人の1日券でも2,500円で利用できます。
美唄国設スキー場は、美唄市街からおよそ10キロ程度離れた場所に位置しています。市内にある小高い山の上に作られたスキー場です。
美唄国設スキー場のアクセス方法は?オープン&クローズ情報は?
美唄国設スキー場までは、道央自動車道を利用してアクセスするとスムーズです。道央自動車道の美唄ICで降り、道道135号線を東に向かって真っすぐ進み、10キロ程度行ったところに位置しています。札幌からは車でおよそ1時間、旭川からも車で1時間20分程度と、札幌・旭川どちらからもアクセスしやすいスキー場です。
美唄国設スキー場は、毎年12月中旬から3月下旬までの営業となっています。2017年シーズンは雪が少なかったため、オープンが12月30日までずれ込みました。2017年のクローズ日は、3月26日のことでした。
美唄国設スキー場全景。リフト1機、コース数5コースと非常に小ぢんまりした印象のスキー場です。
美唄国設スキー場のコース設定は?
美唄国設スキー場には5つのコースが用意されており、すべてのコースにリフト1機で行くことができます。コースは、初心者用の「ビギナーコース」から、上級者向けの「パノラマコース」「パラダイスコース」まで、少ないながらもバラエティ豊かである点も魅力のひとつです。
上級者向けのコースも難易度はそれほど高くありません。そのため、ビギナースキーヤー・ボーダーから中級者程度の実力を持っている方、さらには上級者で混雑を嫌う方まで存分に楽しめます。
また、それほど高い山ではないため、リフトの乗車時間も短くてすみます。有名なスキー場が混み合う土日祝日などには穴場となるので、ここでじっくりと自分の技術を磨くのも良いでしょう。
筆者が訪れたのは3月下旬、クローズ直前であったため駐車場の雪もほとんど解けてしまっています。ただ、ゲレンデにはまだまだ白い雪が降り積もっており、クローズ間際までしっかりスキーを楽しむことが可能です。
コース左側の「レストハウスコース」の様子。かつては左側と右側にそれぞれ1つずつ、合計3機のリフトが運行していましたが、利用客の減少もあり現在は運行していません。
ふもとにある「我路レストハウス」。昔ながらのたたずまいのレストハウスで、まさに穴場といった雰囲気を感じられる建物です。
「ビギナーコース」の様子。緩斜面で、スキー初心者に優しいコース設定となっています。
コース全体図。昔のものがそのまま使われており、現在は真ん中の「ペアリフト」以外は運行していません。
中腹からの景観。三笠市にも通ずる「境山」山系の景観を楽しみながら、ゆったりとスキーやスノーボードを楽しみましょう。
美唄国設スキー場のまとめ
美唄国設スキー場は非常にマイナーなスキー場です。しかし、国設ならではの安価な価格設定や、伸び伸びと滑れる人の少なさから、隠れた穴場スポットとして、スキーヤーやボーダーから密かな人気を集めています。週末に混み合っているスキー場には行きたくないという方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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