五稜郭といえば、函館市の観光では外せないといえるスポットでしょう。上空からの写真などを見たことがある方も多いでしょうが、星型に作られた堀が有名な城郭です。近年、歴史に関心を持つ方も増えており、函館では鉄板といえる観光スポットになっています。この記事では、五稜郭公園の観光ルートや料金、周辺情報などを合わせてご紹介します。
五稜郭公園のおすすめルート
函館観光をする際、札幌や新千歳空港から訪れるという方も少なくないでしょう。そのような場合、交通機関を使って五稜郭公園へアクセスすることになりますが、まず函館市の中心といえる函館駅前からは、市電で五稜郭へアクセスすることができます。「函館駅前」から「五稜郭公園前」まではおよそ16分で到着します。また、バスでのアクセスも可能です。函館バスでアクセスする場合には、「五稜郭」「五稜郭公園入口」が停留所となります。JR「五稜郭」駅前からも同様にバスが出ています。
このように五稜郭へのアクセス方法にはいくつかの方法がありますが、五稜郭公園のすぐそばに位置するタワーまで一気にアクセスしてしまう方がほとんどです。しかし、五稜郭公園の外角を歩いてみると、堀と外角の内側もよく観察することができるため、時間がある場合にはこちらにも目を向けてみると、より五稜郭への理解が深まるでしょう。
箱館戦争で実際に使用された要塞として、歴史探訪などの目的で訪れた方は、そうした「生」の要塞の姿のほうが琴線に触れる部分が多いことでしょう。
五稜郭公園観光にかかる料金は?
五稜郭公園の中を観光するだけの場合、料金はかからず、自由に出入りすることができます。一方で料金がかかるのはすぐそばに位置している「五稜郭タワー」です。五稜郭タワーは、五稜郭だけでなく函館市内を一望できる展望室を備えており、この展望室を利用するためには料金が必要で、大人は900円、中・高校生は680円、小学生は450円となります。なお、この料金は一般料金で、障害者手帳などを提示することで障害者料金での入場が可能であるほか、30名以上の団体の場合にも金額が値引きとなります。
五稜郭公園の見どころ
五稜郭は、函館に現存する史跡・旧跡としての色が強く、特に幕末から明治への激動の時代、旧幕府軍が最後ののぞみとした場所であることから、幕末・明治期への関心が高い方にとっては満足度の高い施設です。また一方で、五稜郭公園は桜の名所としても知られています。五稜郭小応援の内側と、堀を囲むように植えられた約1600本の桜は、4月下旬から5月上旬がもっとも見頃時期とされ、夜はライトアップが行われます。ジンギスカンなどをして楽しめるエリアも用意されているため、桜を見ながら食事を楽しむのもよいでしょう。
五稜郭公園の周辺スポット
五稜郭公園を見て回ったなら、その中心にある「箱館奉行所」は必見といえます。函館に置かれた北方を治めるという目的から、その役割が変わり、そして終わるまでの一連の経過を知ることができます。またこのほか、周辺には「函館戦争供養塔」や「函館市北洋資料館」などの歴史探訪を目的とした施設が数多くあります。幕末・明治といった激動の時代の最後の地として、ぜひこうした史跡や資料を見て回るというルートも、豊かな体験となることでしょう。
函館観光で外せない名所、五稜郭公園のおすすめ観光ガイドのまとめ
五稜郭公園は、北海道の中でも歴史の古い函館という町のまさに「歴史」を描く中心的な施設であるといえます。公園そのものも史跡でありながら、その周辺にも函館の歴史、日本の歴史の一端を担った旧幕府軍の資料の展示などが行われている施設が数多くあります。函館市は食に景観にと、観光資源の尽きない町ですが、こうした視点で観光してみるのもよいでしょう。
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