北海道には、北海道の地域に暮らす人が主体となって活性化する地域づくりを目指す取り組みとして「シーニックバイウェイ」という取り組みがあります。その中でも、北海道十勝を通るルートに「トカプチ雄大空間」というルートがあり、十勝をドライブするには最適なルートとなっています。
ここでは、トカプチ雄大空間について、どのようなルートなのか、どのような地域を通るのかをご紹介していきます。北海道の旅行には、是非「トカプチ雄大空間」を利用してください。
トカプチ雄大空間はこんな道
トカプチ雄大空間は、十勝を代表する帯広市や音更町、幕別町などを通るルートで、広大な農場や牧場を持つ町を通る道となっています。
トカプチとは、アイヌの言葉で「十勝」を意味しており、十勝には十勝川という大きな川が流れており、広大な畑や牧場など多くの自然がある地域となっています。
また、十勝の特産品として、チーズや小豆、砂糖やじゃがいも、たまねぎなどがあり、乳製品を使ったお菓子なども有名です。
また、海産物ではししゃもやつぶ、サケなども挙げられます。
関連市町村について
トカプチ雄大空間を通る地域は、帯広市、音更町、芽室町、幕別町、池田町、豊頃町、浦幌町、本別町となっており、それぞれの地域について特性を見ていきましょう。
帯広市
帯広市は、十勝を代表する町で、観光名所として帯広動物園、帯広の森、帯広美術館、グリーンパークなどがあり、自然としては札内川や十勝川が流れています。帯広市を有名にした特産物の中に、「豚丼」があり、これは全国にも店舗があるくらい有名な料理となっています。また、帯広には全国的にも有名な花火大会があり、毎年多くの観光客が訪れる地域となっています。
音更町
音更町は、帯広に隣接している地域で、特産物としては、黒大豆やチーズ、バターや牛乳、長芋などがあります。
音更町は牧場や農場も多く、音更から帯広の農業高校に通う子供も多くなっています。
芽室町
芽室町は、帯広の隣に位置している町で、帯広から札幌へ向かう途中に通る町でもあり、芽室町には夏は登山、冬はスキーやスノーボードが楽しめる「嵐山」があり、夏や冬の観光に多くの人が訪れます。また、特産物としては、ニジマスの加工品や豆、とうもろこしなどがあり、ビート工場もあるためオリゴ糖やそれらを使ったお菓子なども特産品として挙げられています。
幕別町
幕別町は、とうもろこしやじゃがいも、ゆり根や長芋、長ネギなどが特産品となっている地域で、全国的にも有名なスピードスケートの高木美帆選手、高木菜那選手の出身地としても知られています。また陸上選手の福島千里選手も幕別町出身となります。
池田町
池田町は十勝ワインで有名な地域で、池田町にはワイン城があり、観光地としても多くの人が訪れる地域となっています。また、池田町には「バナナ饅頭」というローカルのお菓子があり、地元民にも愛される銘菓となっています。
豊頃町
豊頃町は、はるにれの木や茂岩山自然公園、長節湖や湧洞湖などの自然を観光できる町で、特産品やおみやげとして、十勝のサケを加工した品々などがあります。とよころ物産直売所では、農産物や魚介類を購入することが出来ます。
浦幌町
浦幌町には、昆布刈石展望台や十勝太遺跡展望台、豊北原生花園、浦幌新吉野台細石器遺跡など観光名所が多数ある町で、浦幌森林公園ではオートキャンプ場やパークゴルフ場などファミリーでも楽しめる環境が整っている地域となります。
本別町
本別町は、豆が特産物の町で、本別公園や静山キャンプ村などが有名な地域です。樹齢推定300年の大木があったり、神居山登山道があったりと自然に囲まれた地域となっています。また、丘が多い地域となっているため、展望台から眺める景色は壮大です。
まとめ
ここまで、トカプチ雄大空間について、どのようなルートなのか、どのような地域を通っているのか、それぞれの地域の特性や特産品、観光名所などをご紹介してきました。トカプチ雄大空間は、北海道の観光には最適のルートです。十勝の大自然を感じることが出来たり、特産物を購入することが出来るため、北海道十勝を観光する際には、是非トカプチ雄大空間を利用してください。
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