オロロンラインの石狩市について紹介します。人口が約6万人ほどでありながら、近代的で都会的な印象のある石狩市。アーティスティックな外観の石狩市民図書館や、海と自然が共生するはまなすの丘公園など、見どころがたくさんあります。市内最大の温泉「番屋の湯」も必見です。
石狩市からは、いよいよ国道231号線へと入っていこう!
銭函エリアを抜け、札幌市手稲区を通り過ぎた後に訪れる「石狩市」からは、いよいよオロロンラインのメインストリートである「国道231号線」へと入っていくことになります。国道231号線は石狩市の中心部から留萌市までを結んでおり、およそ120キロに渡って続きます。
国道231号線は、この石狩市役所の前から続いています。
石狩市役所は非常に立派な建物であり、石狩市のシンボルにもなっています。
石狩市から続く国道231号線は道幅も広く、非常に走りやすい国道です。広い道であるがゆえにスピードを出しすぎてしまいがちなので、スピードは抑えめにゆっくりと進んでいきましょう。
巨大な石狩河口橋。広々とした石狩川の上を走っています。
オロロンラインといえば日本海の景観ですが、この場所でしか見られない石狩川の景観も素晴らしいものです。
石狩市のおすすめスポット①:石狩市民図書館
石狩市役所の目の前にある「石狩市民図書館」は、アーティスティックな外観の非常に都会的な図書館です。およそ24万点の蔵書を抱える図書館は、市民生活の文化的な向上に欠かせない役割を担っています。
こちらの図書館は、札幌市など市外の方に対しても図書の貸し出しを認めており、石狩市だけではなく札幌市北区や手稲区の利用者も数多いのが特徴です。市の規模に比べて施設が大きめなのは、このような市外からの利用者も多く受け入れているからなのでしょう。
24万点の蔵書の他に、豊富な映像ライブラリなども用意されています。
ロビーの様子。図書館としての役割はもちろんのこと、地域のコミュニティセンターとしての役割も大きなものとなっています。
蔵書の数々。本棚もデザイン性が高く、近代的な印象です。
勉強机も数多く用意されています。夕日の光が差し込む窓際の机は、人気が高いため、早めに確保しましょう。
施設全景。全体が非常にアーティスティックで、大きな窓から陽の光が優しく差し込む構造になっているのも魅力的です。1日居ても良い施設だと言えるでしょう。
施設外観。ガラス張りの建物や芸術的なオブジェが、都会的な雰囲気を作り出しています。
隣には、同じコンセプトで建設された児童会館もあります。
石狩市のおすすめスポット②:はまなすの丘公園
石狩市中心部から「あそびーち」方面に走っていき、国道231号線からいったん出て、道道225号線へ入って北上していくと、「はまなすの丘公園」が見えてきます。海と自然が共生するこちらの公園では、日本海と石狩川が交わることによって生まれる豊富な自然を観察しながら、散策を楽しむなど、ゆったりとしたひとときを過ごすことができます。
自然観察だけでなく、はまなすの丘公園は景観スポットとしても非常に優秀であり、夕方の陽が沈む時間帯に訪問すると目を見張るような絶景を楽しむことができます。国道231号線からは若干距離がありますが、忘れずに押さえておきたい場所です。
日本海から石狩川が注ぐ場所にあり、このような突き出た半島状の形になっています。
一面に草原が広がる光景からは、北海道らしさを存分に感じられます。
目の前には一面に大草原が広がり、向こう側には山々を望むこともできます。
天気が良ければ、小樽市方面の地形も望むことができます。
向こう側に日本海を望む、草原と海の幻想的な光景は、ぜひとも写真に収めておきましょう。
公園の近くには砂浜もあります。遊泳禁止ではありますが、入って浜辺を散策するのは自由です。
夕方には、まるでCDのジャケットのような素晴らしい光景が広がります。
はまなすの丘公園のすぐ近くには、鰊番屋をイメージした温泉「番屋の湯」があります。
石狩市では最大規模の温泉施設ということもあり、遠方からの利用客も多い施設です。
石狩市のまとめ
海沿いを走るオロロンラインの中核を担う国道231号線。この道路に面している石狩市は、人口がおよそ6万人ほどでありながら、非常に近代的かつ都会的な街となっています。
オロロンラインの旅はまだまだ始まったばかり。オロロンラインはこれから、海沿いをずっと進んでいくことになります。海沿いを進んでいく中では、思わず息をのむような絶景も数多く見ることができるでしょう。まずは、石狩市中心部から8キロほど北にある「望来(もうらい)」まで向かってみましょう。
Ichiro
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