松前町にある道の駅 北前船松前を紹介します。江戸時代から栄えた城下町・松前は、目の前に津軽海峡が広がる最高のロケーションを誇る町です。そんな津軽海峡を眺めながらほっと一息。春には北海道屈指の桜の名所、松前城に満開の桜が咲き誇ります。
北海道の南部に位置する町・松前町!アクセス方法は?
北海道の南部、道南地方にある町・松前町は、道南の中心都市である函館市からさらに南側に100キロほど南下した場所に位置しています。
函館が開港する以前、松前町には北海道で唯一となる城下町が形成されており、松前藩が置かれていて大変賑わいを見せていました。城下町は大火によって焼け落ちてしまいましたが、現在は「松前城」など一部が復元されて、道南地方を代表する観光スポットにもなっています。
札幌市から松前町までアクセスする場合には、かなりのロングドライブを強いられることになります。市街中心部から国道230号線に乗って中山峠を抜けて豊浦町まで行き、その後国道37号線を通って八雲町まで行きます。
八雲町から国道277号線に入り国道229号線へと進み、そのまま国道228号線を通ってさらに南下を続けると、松前町に到着できます。札幌からの所要時間は、高速を使わなかった場合には6時間以上となっており、そう移動距離はおよそ300キロ以上になっています。うまく休憩を取りつつ、ゆっくりと進みましょう。
松前町の海の眺め。ロングドライブの先にある絶景を、ぜひとも見に行ってみてはいかがでしょうか。函館からアクセスした場合でも、車で片道2時間ほどかかります。
目の前に広がる海を楽しむ!道の駅 北前船松前とは?
道の駅 北前船松前は、松前町の観光拠点、そして国道228号線における休憩スポットとしても利用されている道の駅です。なんといっても、目の前に広がる津軽海峡の絶景を見渡すことができる点が魅力であり、城下町・松前をはぐくんだ悠久のころから変わらない海の景観を楽しむことができます。
道の駅 北前船松前は、建物も江戸時代の家屋を模したようなものになっており、城下町時代の名残を現代に伝えている場所にもなっています。松前町に訪れたら、まず立ち寄っておきたい施設です。
道の駅 北前船松前の駐車場は、比較的横に広くスペースが取られています。ゴールデンウィーク期間などには停められなくなることもあるため、注意しておきましょう。
駐車場の目の前には、どこまでも続いていくような広大な太平洋が広がっています。遠くの方には、青森県の姿もくっきりと確認することができます。
晴れた日には青い海がひときわ綺麗にきらめき、素晴らしいオーシャンビューを堪能することができます。
城下町の名残を感じさせるような、道の駅施設の外観です。瓦ぶきの屋根が、雰囲気を存分に演出しています。
レストラン「北前食堂」の様子。目の前に広がる海を眺めながらの食事は格別です。
松前町は、城下町時代から海上交易で栄えた町でした。「北前船」とは日本海側を松前から対馬にかけて行き来する船のことであり、江戸方面を回る「西回り航路」とともに、松前における海上交易の中核をなしていました。
施設内では、特産物の直売も行われています。
道の駅施設の外には、広大な海を眺めながら過ごすことのできるベンチなども用意されています。晴れたあたたかい日には、外に出て過ごしてみるのも良いでしょう。
駐車場側からの道の駅施設の様子。雰囲気のある建物の様子がよくわかります。
施設には、城下町時代の松前を描いた屏風を使って、松前城とその城下町の歴史を解説している場所もあります。
松前公園にも必ずアクセスしよう!春先の桜の美しさは圧巻!
道の駅 北前船松前に行ったら、ぜひとも目の前にある「松前公園」にもアクセスしておきましょう。松前公園は復元された「松前城」を中心とした公園であり、江戸時代に実際にあった建物を復元したエリアなども用意されています。
ゴールデンウィーク期間ごろには、公園内に桜が咲き誇り、桜の名所としても有名な場所です。松前公園は全国的にも有名な「さくらの里」であり、全道各地、さらには全国各地から観光客が訪れる場所となっています。松前公園の桜に関しては、こちらの記事もご覧ください。
松前公園にはおよそ10,000本もの桜が植樹されており、ゴールデンウィーク期間には一気に花開いて訪れた人の目を楽しませてくれます。
松前城と桜の木が織り成す景観は、松前町に訪れたならば絶対に見ておきたいものとなっています。
城の周囲で咲き誇る桜を中心に、公園内の桜の姿を目に焼き付けておきましょう。
道の駅 北前船松前まとめ
道の駅 北前船松前は、目の前に海が広がる抜群のロケーションを楽しむことができる道の駅です。海の雄大さを楽しみながら、ドライブの疲れを癒して過ごしましょう。目の前には「さくらの里」としても知られる松前公園もあります。復元された松前城にも、ぜひとも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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