長沼町の広々とした景観！道の駅　マオイの丘公園とは？

2018.02.13

長沼町にある道の駅　マオイの丘公園を紹介します。長沼町の広々とした大地の中にたたずんでいるおしゃれな雰囲気の建物は、住民たちやドライバーたちにとっての憩いの場となっています。国道274号線を通る際には、必ず立ち寄っておきましょう。

長沼町にあるちょっとおしゃれなスポット！　道の駅　マオイの丘公園へのアクセス方法は？

札幌市内から車でおよそ1時間。札幌市の大谷地付近から伸びる国道274号線を東に向かってゆったり進んでいった先に、長沼町はあります。長沼町は道央圏ではなく夕張郡に位置する自治体ですが、札幌からも距離的にそれほど離れていないため訪れやすい自治体となっています。

長沼町は人口1万人程度の街であり、農業が基幹産業となっている自治体です。かつては他の空知管内の自治体と同様炭鉱で栄えた街でもありましたが、炭鉱事業が行き詰まってからは過疎化が進んでしまっています。

そんな長沼町にある道の駅　マオイの丘公園は、長沼町、そして石狩平野の広大な景観をメインとしたドライブスポットとなっています。晴れた日のドライブでは、ぜひ忘れずに寄っておきましょう。

広大な畑作地帯が続く長沼町。写真のように天気が良い日には、忘れずに道の駅へと立ち寄っておくべきです。

道の駅　マオイの丘公園は、1996年に道の駅として登録されたスポットです。レンガ造りの建物がメインの施設となっており、モダンな印象のある建物が印象的な場所になっています。

長沼町の属する国道274号線は「樹海ロード」と呼ばれており、遠くに山々や木々を望みながらドライブを楽しむことができる場所です。こちらの道の駅は、そんなドライブの途中で遠くの景観や施設周辺の広々とした景観を楽しみながらひと休みすることができるスポットとなっています。

メイン施設にはレストラン「美夕（ビュー）」が入居しており、素晴らしい景観を眺めながら食事をすることが可能です。施設内にはほかにもお土産物店やギャラリースペース、さらに施設の外には農産物直売所も並んでおり、休日には札幌方面や帯広方面からの観光客をはじめ、地元の方々もこぞって訪れる場所となります。

道の駅　マオイの丘公園外観。レンガで造られたおしゃれなたたずまいの建物が目印です。

国道に面したこちらの看板が目印となっており、簡単にアクセスすることが可能となっています。

駐車場も広々と取られており、のんびり休憩することが可能となっています。

道の駅施設の案内図。

長沼町のマップ。長沼町は平野部に位置しており、山や海などの景観とも違う大草原の景観を撮影できるスポットでもあります。夏と冬で全く表情を変えるのも特徴です。

道の駅のメイン施設、センターハウス「美夕」です。

センターハウス内部は木製のテーブルや椅子などが並べられており、素朴で温かい雰囲気となっています。

炭鉱が衰退して以降、長沼町では農業以外に主要産業がなくなりました。だからこそ、そんな主要産業をより強くしていく試みがなされています。

ロビーは吹き抜けになっており、開放感があります。

長沼町の特産品を使ったお土産物類が数多く販売されています。

アートギャラリーでは、町民の作品を中心に定期的に展示会が行われています。

レストラン「美夕」です。陽の光が差し込む明るい店内が魅力です。この日は準備中となっていました。

センターハウス「美夕」の案内図です。4階建ての大きな建物となっているのが分かります。

外には農産物直売場が数多く出店しています。休日には町内・町外の人々で賑わいを見せます。

春から秋にかけてはパークゴルフ場も運営されています。

マオイの丘公園は、センターハウスの4階に展望台を備えています。空知の平野や草原の様子を高層から見渡すことができる、他の展望台とは趣向の違ったなかなか見られない風景を楽しむことが可能です。

どこまでも広がっている大平原は、北海道の雄大さを存分に感じることができるものだと言えるでしょう。遠くの山々と合わせて、ぜひファインダーに収めておきたいところです。

展望台からの眺め。夏には緑色の大地が、冬には真っ白な平原が広がる、空知管内屈指の絶景です。

遠くに山々の影を望むこともできます。素晴らしい景観に酔いしれましょう。

展望台のある4階はガラス張りのフロアになっています。差し込む太陽光のあたたかさも、存分に感じられます。

吹き抜けになっている建物の構造上、下をのぞくとエントランスロビーの様子も見ることができます。

冬場は展望台が閉鎖されており、建物の中から景観を楽しむことしかできません。夏場には、実際に外に出て素晴らしい景観とそこに吹く風も感じることができます。

道の駅　マオイの丘公園は、国道274号線上に位置している絶好の休憩スポットのひとつです。広々とした大地の魅力を中心とした施設になっており、展望台に上がって、またはレストランで食事をしながら、その魅力を存分に感じることができます

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。