当麻町の道の駅 とうまを紹介します。北海道の中央部にある旭川市の衛星都市、当麻町は、周辺に田んぼが広がる上川地方有数の米どころとなっています。お米、そして「でんすけすいか」を中心とした道の駅にも、ぜひとも立ち寄ってみましょう。
旭川の東の玄関口・当麻町!アクセス方法は?
北海道の中央部分に位置している旭川市は、周辺に6つの町を抱えており、すべてを合わせて「旭川都市圏」という地域を作り出しています。旭川市の周辺の町は、いわば旭川市のベッドタウンとなっており、札幌に次ぐ巨大な地域経済が形作られているのです。
そんな旭川都市圏を形成する町のひとつである当麻町は、人口およそ6,000人程度であり旭川市周辺の町としては4番目の規模となっている町です。旭川市と目と鼻の先に位置しているにもかかわらず、周辺には田んぼが広がっており、町の印象は旭川市内とは全く違ったものになっています。
札幌市から当麻町へは、道央自動車道を利用すると便利です。札幌から道央自動車道に乗って、北上していって「旭川北IC」で下ります。ICから国道40号線、そして道道1122号線を通って行けば、当麻町にたどり着けるでしょう。札幌からの所要時間はおよそ2時間程度であり、日帰りで訪れることも十分に可能な町となっています。
当麻町の風景。一面に田んぼが広がっており、20キロほど離れた旭川市内とは全く違う景観が広がります。
とんがり屋根が目印!道の駅 とうまとは?
道の駅 とうまは、当麻町を走る国道39号線沿いに位置している道の駅です。大雪山系の山々に囲まれた場所にあることから、建物の形も山の形を模した「とんがり屋根」となっていて、施設の大きな特徴となっています。
当麻町は北海道の初夏の風物詩である「でんすけすいか」の主要な産地であり、道の駅の物産館「でんすけさんの家」でも、季節限定ででんすけすいかを取り扱っています。道の駅にでんすけすいかが並ぶことで、当麻町、そして北海道に夏の訪れが知らされることになり、冬の長い当麻町にひとときの穏やかな季節が巡って来ることになります。
道の駅 とうま外観。ガラス張りのとんがり屋根が上空に伸びており、遠くからでも分かりやすいフォルムとなっています。
駐車場も広く取られており、大型連休中でもそれほど混み合わないため利用しやすい道の駅だと言えるでしょう。
大きなとんがり屋根の建物には「でんすけさんの家」という名前が付けられており、町民や訪れた方から親しまれる場所になっています。
特産物直売所には、当麻町で収穫されたお米や農産物の他、初夏には「でんすけすいか」が並ぶこともあります。この日は、残念ながらでんすけすいかの姿はありませんでした。
奥の方には、地場産のものをふんだんに使った料理が楽しめる「御食事処」もあります。
無料の休憩スペースもあるため、こちらで一休みするのも良いでしょう。
トイレは別棟にもあるため、閉館している際にはこちらを利用しましょう。
当麻山にある「くるみなの森」にも遊びに行こう!
当麻町には、町の中心部に標高287メートルの小さな山「当麻山」がそびえています。この当麻山には「くるみなの森」という公園があり、休日には町の内外から数多くの人が訪れています。
くるみなの森は、森林地帯を散策することができる「くるみなの散策路」、様々な草木や花々に触れられる「くるみなの庭」、さらにフィールドアスレチックやキャンプ場も備わっています。家族みんなで、楽しく遊ぶことができる場所です。
草木や花々に触れられる「くるみなの庭」です。「くるみな」とは、アイヌ語で「人が笑う」という意味を持っており、人々の笑顔が絶えない場所となっています。
当麻山の様子。山の中の森林地帯を、散策路を利用して歩いて楽しみましょう。
道の駅 とうまのまとめ
道の駅 とうまは、町の特産品である「でんすけすいか」が初夏に並ぶ、当麻町を代表する観光スポットです。とんがり屋根の可愛らしい建物は、どこか温かい雰囲気ももった場所となっています。道の駅から少し離れた「くるみなの森」と合わせて、ぜひとも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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