ラベンダー広がる富良野の観光拠点!道の駅 南ふらのとは?

南富良野町の道の駅 南ふらのを紹介します。北海道の一大観光地「富良野」を構成する自治体のひとつ・南富良野町は、険しい山々の間にある盆地の町です。巨大なアリーナ状の道の駅は、見どころいっぱいの富良野を観光する拠点として利用してもよいでしょう。

ラベンダーをはぐくむ山々の自然が特徴・南富良野町!アクセス方法は?

「北海道らしい魅力」といえば、海や山、大平原など自然にまつわる事柄を思い浮かべる方々が数多いでしょう。そんな自然の魅力の中には、富良野の「ラベンダー畑」ももちろん含まれています。

一般的に言われている「富良野」は、中心的な存在である富良野市をはじめとして、上富良野町、中富良野町、そして今回紹介する「南富良野町」という4つの自治体で構成されています。これに加えて、北側の美瑛町、南側の占冠村を含めた6つの自治体で「美瑛・富良野観光圏」という枠組みが作られており、各自治体がゆるやかに協力して北海道内外から数多くの観光客を呼び込んでいます。

札幌市から南富良野町へは、道東自動車道を利用するルートが最もアクセスしやすいでしょう。道央自動車道で千歳IC方面まで向かい、千歳にある「道東道分岐」から道東道に乗って進み、「トマムIC」まで行きます。その後道道136号線、道道1117号線と進んで北上し、国道38号線に乗ってからさらに北上すると、南富良野町に到着することができます。札幌からの所要時間はおよそ2時間程度で、日帰りでも十分アクセスすることが可能です。

南富良野町は、周辺を険しい山々に囲まれた盆地の地形が特徴的な町でもあります。北海道ならではといった雰囲気の、山々と山林の雄大さを感じることのできる町です。

狩勝国道沿いにある休憩ポイント!道の駅 南ふらのとは?

道の駅 南ふらのは、国道38号線、通称「狩勝国道」沿いにある道の駅です。人口2,500人程度と比較的小さな規模の町となっている南富良野町ですが、町の面積自体は札幌市の半分以上もあり非常に大きく、そんなスケールの大きさを感じさせる広い敷地と駐車場を持った道の駅となっています。

巨大なアリーナのような形をした施設は、国道沿いにあって非常に目立つものとなっています。施設内にはラベンダーをはじめとした富良野の特産品をはじめ、南富良野町の自然の様子が分かる簡単な展示なども設けられています。

道の駅 南ふらのの看板。敷地が大きいだけでなく、このような巨大な看板も立っているため、国道を走っていれば施設を見逃がしてしまうことはないでしょう。

駐車場には花壇を利用した巨大なロータリーが作られており、敷地の大きさを物語っています。

数ある道の駅の中でも最大規模の駐車場を誇る道の駅であり、行楽シーズンであっても駐車する際に困ることはほぼないでしょう。

アリーナのような形の建物も非常に大きく、スケール感があります。

施設内の物産館の様子。木々や草花を利用した特産品が多く見受けられます。

物産館の一角には、ラベンダー関連グッズを取り扱う「ラベンダーコーナー」も設けられています。

南富良野町には、ポテトチップスの量産化を日本で初めて可能にしたコイケヤの工場も存在しています。

南富良野町にある「かなやま湖」の生態系を再現した水槽です。

かなやま湖には大きなイトウが生息しており、こちらでもそのうちの1匹が育てられています。

南富良野町に現れた巨大なクマの剥製も展示されており、簡単ながらも南富良野町の豊かな生態系を解説している点も大きな魅力のひとつです。

道の駅 南ふらのまとめ

道の駅 南ふらのは、南富良野町のスケールの大きさを体現するような、大きな規模の施設を持った観光拠点です。富良野の魅力あふれる観光スポットに訪れる際には、こちらの道の駅に立ち寄って休憩したり、情報収集をしたりするとよいでしょう。周辺の山林が作り出すきれいな空気を吸

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Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

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