音更町の道の駅 おとふけを紹介します。帯広と隣り合っている十勝地方を代表する町のひとつ・音更町は、周辺自治体と同様に夏と冬には大きな寒暖差がある厳しい気候が特徴です。道の駅ではそんな音更町で育まれた農作物などを、存分に楽しむことができます。
帯広の兄弟的な町・音更町!アクセス方法は?
十勝地方の盟主ともいえる街・帯広市。人口17万人を抱える北海道の東部を代表する大都市です。そんな帯広の北側に位置する音更町は、5万人近い人口を抱えている十勝地方第二の都市です。この2つの町は、ひとつの「帯広都市圏」を作り出しており、中心部同士が車でおよそ20分で結ばれていることもあって通勤・通学をする方も数多いものとなっています。
音更町は帯広市と同様、夏場は30度を超える日が続く半面、冬場はマイナス20度を下回るような日も珍しくない、非常に厳しい気候の町となっています。音更町は帯広市と非常に結びつきが強く、最寄りの高速道路のインターチェンジも「音更帯広IC」であり、一体となって地域振興に努めてきた自治体なのです。
札幌市から音更町へは、道東自動車道を利用してアクセスするとわかりやすくたどり着くことができます。札幌から千歳市の「道東道分岐」より道東自動車道に乗って、そのまま進んでいって「音更帯広IC」で下ります。あとは目の前に、音更町が見えてくることでしょう。札幌からの所要時間はおよそ2時間半で、道央圏からもアクセスしやすい町であることも特徴のひとつです。
音更町のメインストリートである国道241号線。帯広に近づくにつれて、周辺には飲食店や量販店などが増え始めます。
帯広の手前にある道東地方観光の拠点!道の駅 おとふけとは?
道の駅 おとふけは、音更町の中心部に位置している道の駅です。「音更帯広IC」からもほど近い場所に位置しており、音更町や帯広市だけではなく、道東地方全体の観光拠点として利用したい施設にもなっています。
施設内には音更町や帯広市、さらに周辺市町村の特産物が並び、道東地方をまるごと楽しむことができるようになっています。また、外には開放的な雰囲気のあるテラス席なども用意されており、道東のまぶしい陽の光を浴びながらのんびり過ごすのもよいでしょう。
ひとくちに道東地方と言っても、例えば帯広から広尾町や足寄町、鹿追町まで移動するのはかなり時間がかかるものです。やはり道中の休憩は必須になってくるため、こちらの道の駅は道東地方の移動時の休憩ポイントとして、そして道東地方の観光拠点としては外すことができない場所となっているのです。
道の駅の看板。国道側にせり出して分かりやすく名前が表示されているため、すぐに見つけることができるでしょう。
こちらの道の駅では、定期的に朝市や青空市などが開かれており、音更町や近郊で獲れたばかりの農産物が豊富に販売されています。
駐車場は十分な広さがあるものの、朝市などが開かれている場合にはすぐに満車となってしまうことがあるため気を付けておきましょう。
道の駅施設外観。三角屋根とそれを取り囲むような鉄製のポールが印象的なデザインとなっています。
このような、踏切を模している洒落たモニュメントもあります。
入口では、インパクトのある牛の人形が来訪者を出迎えてくれます。
施設内の様子。音更町の特産物や帯広市の特産物、さらに帯広市に限らず道東地方の各市町村の特産品が並び、道東地方が凝縮されたような造りになっています。
農産物に関しては、道の駅施設と隣り合ったこちらのテントでも販売されています。
日当たりの良いテラス席が用意されており、こちらで道の駅で買ったものをいただいたり、陽の光を感じながら一休みすることもできます。
こちらの道の駅の2階には、中華料理店「桜花」というお店も入っており、昼時には大変混雑することもあります。
数ある帯広・音更の特産品の中で、今回は「豚丼おかき」をチョイスしました。帯広名物の豚丼の甘辛いタレがおかきに惜しみなくかけられており、ボリューミーな印象のおかきとなっています。
道の駅 おとふけのまとめ
道の駅 おとふけは、帯広市の隣に位置しているドライブ時の休憩ポイントです。特産物直売所では音更や帯広だけでなく道東地方全般の物産を取り扱っているため、道東をまるごと楽しむことができます。道東地方の移動・観光の拠点として、ぜひとも利用してみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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