岩内町にある道の駅 いわないを紹介します。後志地方の中心的な町のひとつ、岩内町は漁業の盛んな町です。道の駅のシンボルキャラクターはこの町でよく水揚げされるタラをモチーフとした「たら丸」です。
小樽と並ぶ後志の海の玄関口・岩内町!アクセス方法は?
小樽市のある「後志地方」は、倶知安町、余市町、そして岩内町など、中堅規模の都市が数多くそろっている地域です。小樽と余市は札幌との結びつきが強いものの、倶知安と岩内は独自の都市圏を作り出しており、後志地方全体に大きな影響力を持っています。
後志地方を代表する都市のひとつ、岩内町は、13,000人ほどの人口を抱えた北海道では中規模な町となっています。町の歴史は北海道の中でも特に古く、1456年にはすでにこの地域に和人が往来していたことが記録されています。
札幌市から岩内町へは、小樽市から続く国道5号線を南下していくことで到着できます。まず札幌から小樽まで行って、小樽から国道5号線に乗って余市町を抜け、しばらく南下していくと、国道276号線との交差点に差し掛かります。交差点を右折して国道276号線を進むと、岩内町までたどり着けます。所要時間は、およそ1時間40分ほどです。
岩内町バスターミナル。岩内町は後志地方の交通の要所でもあり、札幌方面、ニセコ方面にバスの路線が伸びています。
港の前で「たら丸」とやすらぎの時間を!道の駅 いわないとは?
道の駅 いわないは、岩内港も近くに位置している岩内町の観光拠点です。かつて国鉄岩内線の起点「岩内駅」があった場所に位置しており、観光案内所のあるガイドセンターを中心に、様々な施設が複合した場所となっています。
ガイドセンター「たら丸館」のメインキャラクターである「たら丸」は、こちらの道の駅のシンボル的な存在となっています。たら丸は、「全国ゆるキャラ日本一決定戦」で準優勝に輝いたこともある、岩内町と北海道を代表するキャラクターとなっています。どこか抜けている印象もあるたら丸のゆるい魅力を感じつつ、やすらぎの時間を過ごしてみるとよいでしょう。
道の駅 いわない外観。町のコミュニティセンターとしての役割も果たしており、町民の方々も足しげく通う施設となっています。
道の駅の目の前にはバスターミナルがあるため、エントランスではバスを待つ町民の方の姿も数多く見受けられました。
ガイドセンター「たら丸館」です。たら丸のデザインは町民から公募で集められ、1085年に誕生した比較的歴史のあるキャラクターとなっています。
たら丸と妹のべに子の「顔はめ」が展示されているなど、たら丸に関連する展示物も数多く用意されており、ちょっとした町おこしがなされています。
「たら丸館」内部の様子。地元の特産品などがところ狭しと並んでいるほか、岩内町の素晴らしい風景を収めた写真なども並んでいます。
岩内町は古くから港によって支えられてきた町です。港に関する品々も、多数並んでいます。
「たら丸館」に来たら、ぜひともたら丸の形をしたオリジナルのおやきを買って食べてみましょう。クリーム入りとあんこ入りの2種類が販売されており、熱々のおやきをいただく瞬間は格別のものとなります。晴れた日には、たら丸の生まれ故郷でもある海風を感じつつ、外で食べるのも良いでしょう。
「たら丸館」の目の前には、「いわないマリンパーク」という大きな公園もあります。こちらの公園にある巨大な塔のモニュメント「カリヨンモニュメント」は、コンピュータで制御されており一定時間ごとにさまざまな音楽を奏でるものとなっています。
道の駅の目の前にはバスターミナルがあり、さらにそのすぐ目の前には漁港が広がっています。今も昔も、岩内町の経済を支え続ける主要産業である漁業。「たら丸」のネタ元であるタラやスケソウダラはもちろん、スルメイカやアワビ、ウニなども岩内町では水揚げされています。
道の駅 いわないのまとめ
道の駅 いわないは、岩内町の観光拠点となっている施設です。メインの施設である「たら丸館」をはじめとした複合施設となっており、比較的大きな道の駅となっています。代表的なキャラクターである「たら丸」のグッズや展示物を眺めつつ、ひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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