黒松内町の道の駅 くろまつないを紹介します。ニセコや羊蹄山から少し離れた場所にある黒松内町は、国道5号線の走る小さな町です。道の駅はパン、ピザの良い香りに包まれており、自然の風景を眺めながら小麦の恵みを存分にいただくことができます。
道南と道央を中継する街! 道の駅 くろまつないへのアクセス方法は?
北海道の西部に位置している黒松内町は、位置的に札幌を中心とする道央圏と函館を中心とする道南圏の境界となっています。また距離的に室蘭にも近いことから、室蘭方面から函館方面へ向かう際の中継地点にもなっています。
羊蹄山やニセコなどからは少し離れてしまっている黒松内町ですが、自然に関してはこれらの場所以上に豊かです。黒松内町はブナが自生する北限となっており、ブナ林なども広がっています。人口は3,000人を下回っており、過疎化が進行しています。
道南と道央の中継地点にある黒松内町の道の駅 くろまつないは、函館~札幌間、そして室蘭~函館間などのドライブ時の休憩ポイントとして重宝されています。道の駅は国道5号線上にあるため、アクセスは容易だと言えるでしょう。
JR黒松内駅。黒松内町の過疎化に合わせて利用者も減り、現在は閑散とした場所になっています。
黒松内駅前の様子。大きな建物なども少なく、買い物などの際には隣の長万部町まで足を延ばすことが多くなっています。
名物のピザを食べてほっと一息! 道の駅 くろまつないとは?
道の駅 くろまつないは、1999年に道の駅として登録されたスポットです。駐車場と平屋建ての建物がメインのシンプルな道の駅ですが、施設内にはベーカリーレストラン「トワ・ヴェール・ドゥー」というおしゃれなお店があり、ぜひ立ち寄っておきたい場所となっています。
ベーカリーレストラン以外にも特産物販売コーナーやパン工房などがあるこちらの道の駅は、小麦粉やイーストの香りが漂っている非常におしゃれな空間になっています。ドライブ時の休憩に、パンの香りを楽しみながら過ごしてみるのも良いでしょう。
道の駅 くろまつない外観。外観からグレーを基調としたおしゃれな建物です。「トワ・ヴェール」とはフランス語で「緑の屋根」、ドゥーは「体験・行動」を表しており、緑の屋根の建物で素晴らしい体験をしてほしいという願いが込められています。
駐車場も十分なスペースが確保されており、車を停めて休むこともできます。
エントランス。ベーカリーレストランでは、自慢のピザをぜひいただきましょう。
というわけで、まずはピザをいただくことにしました。シンプルにマルゲリータを選択しました。
フレッシュな生トマトの酸味が程よく、ニンニクがアクセントになったシンプルな味です。特筆すべきはブレンドされたチーズで、驚くほど伸びるために程よいボリューム感を演出しています。チーズがボリューミーな反面、ピザ生地は薄めで軽く食べることができます。
ピザは他にも数多くのメニューが取り揃えられており、リピーターの方でも満足できます。
道の駅内のイートインスペースは、天井が高く開放的なイメージです。
窓の外には木々が生い茂っており、森が形成されています。季節によって表情を変える森を見ながら、優雅に食事をしましょう。
レストランの隣では焼き立てパンも売っています。
パンの販売は非常に人気で、昼を過ぎるとほとんどパンが残っていないこともあります。
パンの焼き上がり時間は写真のように事前に告知されているため、どうしても欲しい方はその時間を狙っていってみましょう。
黒松内産の野菜などが直売されています。生産者の顔が見えるシステムです。
黒松内では酪農も盛んに行われています。黒松内産のお肉を使った加工品も販売されています。
黒松内町の位置関係。道央圏と道南圏のちょうど境目に位置しています。
道の駅 くろまつないのまとめ
道の駅 くろまつないは、国道5号線上に位置している道の駅です。平屋建ての施設があるだけのシンプルな構成でありながら、内部にはおしゃれなベーカリーレストランがあり、パンの香りに包まれて幸せな気分で過ごすことができます。外に広がる森の様子など、四季折々の情景を楽しむこともできる場所です。
Ichiro
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