赤井川村の道の駅 あかいがわを紹介します。キロロリゾートでも知られている赤井川村は、札幌や小樽にも近くアクセスしやすい自治体です。山小屋のような雰囲気の道の駅は、地域の人々のためのコミュニティセンターという役割も担っています。
札幌からも程近い空気の澄んだ村! 道の駅 あかいがわへのアクセス方法は?
札幌から小樽方面におよそ60キロ。都会の喧騒から離れた山の中にある赤井川村は、日本でも唯一の「死火山の噴火口にある村」です。死火山の火口が盆地となっており、赤井川が流れているこの村は、小高い山々に囲まれた、のどかな風景を楽しめる自治体です。
人口は1,000人程度と極めて少なく、さらに高台に位置していることから空気が非常に澄んでいることでも知られています。村の山間部にスキー場などを中心とした「キロロリゾート」が存在するものの、村の中には売店などもなく、住民が買い物をする際には余市町などに出ていくことになっています。
そんな赤井川村にある道の駅 あかいがわは、札幌方面から羊蹄山やニセコを目指す際の中継地点としても活用されています。澄んだ空気を吸ってリフレッシュし、再度気持ちを切り替えてドライブをする場合にも最適の施設です。
道の駅 あかいがわは国道393号線と道道36号線がぶつかる地点に位置しており、どちらの道路からもアクセスしやすい場所にあります。札幌方面からアクセスする場合には、国道393号線から行く方法がベターでしょう。
赤井川村に続く道道36号線の様子。建物が非常に少ないことが印象的です。
山々の景観を眺めながら、赤井川村へと南下していきます。
2015年に誕生したばかりのスポット! 道の駅 あかいがわとは?
道の駅 あかいがわは、2015年4月に道の駅として登録されたばかりの、非常に新しいスポットです。ログハウス風の大きな建物が目印になっており、札幌~ニセコ間を行き来するドライバーのための施設というだけでなく、商店などが少ない地元の人たちにとっても重要なコミュニティセンターとしての役割を持っています。
周囲を小高い山々に囲まれた道の駅の建物は、まさに自然の中にぽつんとたたずむ山小屋のような雰囲気を持っています。周辺の景観も素晴らしく、赤井川村の魅力を凝縮したような施設になっていることが特徴です。
道の駅 あかいがわ外観。大きなログハウスのような建物です。周辺の小高い山々の景観もあわせて、非常に雰囲気のある外観となっています。
道路上からはこちらの大きな看板が見えるため、アクセスする際の目印にしましょう。
道の駅の駐車場からは、赤井川村を囲む山々の姿も見渡すことができます。絵になる写真を数多く撮ることができるでしょう。
広々とした駐車場が用意されており、容易に駐車することができます。
ログハウス風の建物ではありますが、屋根は冬の雪の重みにもしっかり耐えられるつくりになっています。
道の駅の前には、バス乗り場も設置されています。赤井川村のコミュニティセンターとして大切な役割を担っていることが分かります。
バス停の前には、農産物直売所が設けられています。冬場は閉鎖し、道の駅施設内で農産物が販売されています。
冬場も規模は小さいながら、農産物の直売が行われています。
村の特産品が数多く販売されています。
赤井川村のゆるキャラ「あかりん」のプリントクッキーです。
施設内には、無料休憩所兼レストラン「キッチン メープル通り」が入居しています。
無料休憩所には、雰囲気のある薪ストーブが設置されています。
かぼちゃプリンやチーズケーキなど、様々な地場産の特産品が並びます。
ベーカリーコーナーもあります。赤井川村には120年あまりの歴史があるものの、これまではパン屋さんがありませんでした。つまり、こちらの道の駅のベーカリーコーナーが、赤井川村史上初のパン屋さんということになります。
毎日焼き立てのパンを販売しており、地元住民からの評価も非常に高くなっています。
ベーカリーコーナーの隣に設けられている「あかいがわジェラート」のお店です。
今回はシングルで「きたあかり」をいただきましたが、「お試し」ということで、店員さんが「ほうじ茶」も少しサービスしてくれました。きたあかりはバニラアイスをベースに、なんとお米の粒がそのままアイスの中に入っているのが特徴です。柔らかいお米の粒とあっさり味のバニラアイスが見事にマッチした、新食感を楽しめるジェラートとなっています。ほうじ茶は濃厚で少し苦みが強いものの、甘みもしっかりと感じられる、大人向けの仕上がりです。
道道36号線からの眺め。遠くには、日本海の大海原も望むことができます。赤井川村は高台にあるため、道道36号線の景観も素晴らしいものとなっています。
道の駅 あかいがわのまとめ
道の駅 あかいがわは、2015年に誕生した新しい道の駅です。ドライバーのためのオアシスとしてだけでなく、地元住民たちのコミュニティセンターとしても大切な役割を果たしています。素晴らしい景観を楽しめるだけでなく、村の歴史上初めてのパン屋さんや、珍しいフレーバーがも用意されているジェラートコーナーもあるなど、見どころの多い施設です。
Ichiro
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