小清水町にある道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水を紹介します。知床の玄関口の役割を果たしている町・小清水町は、原生花園に美しい花々や緑が息づいているところです。知床連山のそびえたつ姿やオホーツク海の流氷を見ることもでき、自然の魅力にあふれています。
知床の手前にある海と花々の町・小清水町!アクセス方法は?
国内外を問わず近年注目を集めている自然に恵まれた観光地「知床」。実は知床には「知床町」というような自治体はなく、大きく分けて「清里町」「斜里町」「羅臼町」「標茶町」という4つの自治体で構成された場所となっています。
そんな知床に、網走・北見方面から入っていく際に通る自治体が「小清水町」です。小清水町は人口5,000人ほどの町であり、知床に行く際の玄関口の役割も果たしている自治体でもあります。またオホーツク海に隣接した「小清水原生花園」は、クロユリなどの花々が自生する巨大な花の楽園となっています。
札幌から小清水町へは、道央自動車道を利用して旭川市の北にある「比布北IC」まで行き、そこから旭川紋別道で東へと進んでいきます。遠軽町の終点「遠軽瀬戸瀬IC」で高速道路から一般道に行き、国道333号線、さらに国道334号線を東に進んでいくと、小清水町に到着します。札幌からの所要時間はおよそ4時間半となっているため、休憩をしながらゆっくりと車を走らせましょう。
小清水町にある湖「トウフツ湖」の夕暮れ時の様子です。トウフツ湖とオホーツク海に囲まれるような形で、小清水原生花園は広がっています。
日が暮れる時間帯のトウフツ湖、そして小清水原生花園は、まるでおとぎ話のような幻想的な雰囲気をまとった場所になります。遠くで光る車のヘッドライトの光すら、この場所にとっては大切な舞台装置のひとつです。
トウフツ湖と遠くに見える知床連山の「遠音別岳」の様子。雲の切れ間からのぞいている月明かりに照らされた風景は、まるで絵本の中の1ページのような素晴らしさです。
夏は花々、冬は流氷も見られる!道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水とは?
道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水は、小清水原生花園の中心に位置している道の駅です。夏には花々の美しさや緑豊かな小清水原生花園の雰囲気を楽しむことができ、冬場にはオホーツク海に接岸する流氷の姿を見て楽しむこともできます。
道の駅施設に設けられている売店や「農畜産物調理加工センター」といった施設は、季節を問わず利用することができ、小清水町の産業や農産物に触れて楽しむことも可能です。また外の展望テラスから見ることのできる「知床連山」の様子も、季節を問わず楽しむことのできる景観スポットとなっています。
道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水の駐車場とメイン施設の様子。駐車場は広々としていて、車が停めやすくなっています。
道の駅には野菜直売所「マート フレトイ」が隣接しており、小清水産の新鮮な野菜を買うことができます。
道の駅のエントランス。「葉菜野花」という当て字は、小清水原生花園をはじめとした花と緑が豊かな小清水町ならではのものとなっています。
小清水町は、アウトドアブランドの「モンベル」と2016年から「包括連携」を行っています。連携事業開始の記念として、道の駅入り口には「モンベルくん」が飾られることとなりました。
道の駅施設は、特産品などを販売している売店や軽食を楽しむことのできるレストランが中心となっています。
活タラバガニが販売されているなど、海の幸も豊富です。
「農畜産物調理加工センター」です。事前に予約することで、バターやソーセージ、パン、さらにはアイスクリームなどの加工体験を楽しむことができます。
こちらの道の駅は、釧路と網走を結ぶJR釧網本線「浜小清水駅」に直結しています。
道の駅の施設内からも、直接ホームに出ることが可能です。
網走方面の線路。道の駅の賑やかさから一転、利用者の少ないローカル線のどこか寂しい雰囲気があります。
駅名表示板。
道の駅の屋上には「展望テラス」が設けられています。
展望テラスからは、小清水町の街並みや知床方面にそびえる「知床連山」の様子を一望することができます。
知床連山の各山の名称が解説されています。
知床連山の反対側には、一面にオホーツク海が広がります。冬には、この場所に流氷が接岸してくるのです。
道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水のまとめ
道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水は、小清水町の自然の魅力を存分に味わうことのできる場所です。展望テラスから見える知床連山やオホーツク海の眺めは、日々のあわただしい生活を忘れさせてくれるような魅力に満ちているでしょう。小清水原生花園とともに、楽しんでみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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