空知と道北の分岐点!道の駅 田園の里うりゅうを紹介!

雨竜町の道の駅 田園の里うりゅうを紹介します。空知地方と道北地方の境目に位置する雨竜町は、札幌からもアクセスしやすい距離感の町です。道の駅では、特産品のお米を中心に雨竜町の恵みを楽しむことができます。

道北と空知地方の境界線にある町・雨竜町!アクセス方法は?

空知地方の北部に位置している雨竜町は、旭川市にもほど近い場所にあるため空知地方と道北地方の分岐点のような町となっています。雨竜町の名前の由来には様々な説があり、中でもアイヌの伝説上の怪鳥である「フーリ(フリュー)」が名前の由来となったという説が有力視されています。人口およそ2,500人ほどの、非常に小さな町です。

札幌市から雨竜町へアクセスする際には、市街中心部から北側に伸びている国道12号線を通って行くとよいでしょう。国道12号線をずっと北上していき、滝川市を通り過ぎてから、さらにJR江部乙駅も過ぎたところで、西側に繋がる道道279号線に入ってまっすぐ進めば到着することができます。札幌市中心部からは、およそ2時間ほどのドライブとなります。

雨竜町役場。過疎化の進んでいる雨竜町は、40年前の半分以下にまで人口が減少してしまっています。

豊かな農産物の里でひと休み!道の駅 田園の里うりゅうとは?

道の駅 田園の里うりゅうは、雨竜町の基幹産業であるお米の農家が広がる田園地帯にたたずむ道の駅です。雨竜町は北海道内でも有数のお米の産地であり、道の駅の周辺には広大な田んぼが数多く広がっています。

道の駅の施設内にはお米をはじめとした特産物の直売所や、雨竜町の豊かな自然を分かりやすく切り取った「雨竜沼自然館」など、見どころが数多く存在します。旭川までのドライブの際などにもぜひ立ち寄って、休憩がてらのどかな雰囲気を味わってみるのも良いでしょう。

道の駅 田園の里うりゅうの前には、田園地帯ののどかな光景が広がります。雨竜町の主要産業は稲作であり、町内の至る所に田んぼがあるのが特徴です。

道の駅 田園の里うりゅうは国道275号線沿いにあり、写真のような看板が目印となっています。

道の駅施設外観。田園地帯の中に、素朴なたたずまいの平屋建ての建物が突然姿を現します。比較的巨大である上に、他にあまり建物がないため、非常に目立つ存在となっています。

天井はガラス張りになっており、自然光が差し込むような構造になっています。明るく開放的な印象の内部です。

農産物直売所では、雨竜町で収穫されたお米や野菜などのほかに、家庭菜園を楽しむことのできる鉢植えの植物なども売られています。

施設内の奥の方には、無料で利用できる休憩スペースも設けられています。板目があたたかな印象を与える、小さいながらも心安らぐ場所です。

雨竜町の自然を紹介している、「雨竜沼自然館」です。

雨竜町には、「雨竜沼湿原」という100ヘクタールにもわたる広大な湿原が存在します。山の上にある「山岳型湿原」であり、豊かな湿地帯にはミズバショウをはじめとした花々や、数多くの植物が自生しています。

雨竜沼自然館には、雨竜沼湿原で町民の方が収めた写真が数多く飾られています。夕方に虹がかかる様子など、素晴らしい景観を切り取った写真が飾られています。

湿原の写真を中心に、雪の積もった山々の様子など、雨竜町の四季折々の写真が、数多く飾られています。

雨竜町の湿原の環境保全に関する解説など、雨竜沼湿原に関する事柄を幅広く学ぶことも可能となっています。

道の駅 田園の里うりゅうのまとめ

道の駅 田園の里うりゅうは、豊かな田園地帯の広がる場所に静かにたたずんでいる道の駅です。周辺にはのどかな雰囲気が広がっており、まさに北海道らしいおおらかさを感じることのできる道の駅だと言えるでしょう。中でも農産物の直売所や雨竜沼自然館などは、ぜひとも立ち寄っておきたい施設です。

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Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

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