秩父別町の道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつを紹介します。道北地方の玄関口に位置する秩父別町は、道内でも有数のお米の産地としても知られています。巨大なスイングベルが目印の道の駅は、必ず立ち寄っておきたいスポットです。
道北の玄関口に位置する町!秩父別町へのアクセス方法は?
空知地方最北部に位置し、道北地方の玄関口に位置している秩父別町。秩父別町は大きな鐘が町のシンボルとなっており、「鐘の鳴るまち」としても有名な場所です。秩父別町は石狩平野の北端にあり、町はほとんどの場所が平坦な土地になっています。
内陸部にある秩父別町は、深川市、滝川市などと並んで空知地方、そして北海道を代表するお米の生産地として知られています。雨竜川がはぐくむ豊かな自然が下支えするお米の美味しさは、道内でも有数のものです。
札幌市から秩父別町までは、札幌市中心部から伸びる国道275号線を通って行きます。国道275号線を道なりに進み、当別町、月形町、浦臼町などを抜けて空知地方へと北上します。雨竜町、北竜町を抜け、国道233号線との交差点で右折し、そのまま道なりに進むと、秩父別町へと到着することができます。札幌からは、およそ1時間半程度のドライブです。
秩父別町のシンボル的な存在である鐘の取り付けられたアーチ。この下をくぐると、秩父別町に入ることができます。
巨大な塔とスイングベルがシンボル!道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつとは?
道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつは、秩父別町でもっとも有名な観光スポットのひとつです。敷地内には巨大な塔「開基百年記念塔」があり、遠くからでもその姿を確認することができます。塔の最上部には国内最大級のスイングベルがあり、1日4回、町を訪れた方にその荘厳な音色を聞かせてくれます。また、道の駅施設のすぐ目の前には、スイングベルのモニュメントが取り付けられたアーチも存在しています。
道の駅施設周辺には、秩父別町の住宅街が広がっており、そのさらに周囲には広大な田園地帯が広がっています。「開基百年記念塔」の上からは、そのような秩父別町の様子がよくわかるようになっており、のどかな風景を高所から楽しむことができるのもポイントです。
道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつ外観。巨大なログハウスのような雰囲気の建物であり、中では秩父別町の特産物が販売されています。
規模は小さめながらも所狭しと特産物が並べられており、秩父別町の農産業について学ぶこともできます。
秩父別町の町民による手作りのファッションアイテムも並べられており、販売もされています。
秩父別町の鐘は北海道内では有名ですが、世界にはさらに巨大で、さらに荘厳な音色を聞かせてくれる鐘が数多く存在します。こちらのブースでは、世界各地の代表的な鐘の音を、実際に聞いて楽しむことができます。
特産物販売所の右隣には、「やさい館」という秩父別で採れた野菜を直売しているコーナーも設けられています。
特産物販売所の右隣には、「お食事館」というレストランが入居したログハウスがあります。5月から10月までの、期間限定の営業です。
トイレは別の建物で、独立して建てられています。「さわやか」という名前が付けられていますので、汚さずに使いましょう。
道の駅施設の全体図です。ログハウスが3棟立っている構造となっています。
秩父別町のもうひとつのシンボル的な存在である「開基百年記念塔」です。塔の内部にあるスイングベルが1日4回にわたって街のすみずみにまで聞こえるように鳴り響き、町の人々に1日の時間の流れを伝え続けています。
らせん階段を登っていき、100周年にちなんだ100フィート(約30.48メートル)の高さの塔の頂上を目指します。
塔の頂上にはスイングベルとは別に、「しあわせの鐘」という小さな鐘が取り付けられています。願い事に応じて、所定の回数を鳴らしましょう。
塔の頂上からは、秩父別町の雄大な風景を楽しむこともできます。道の駅施設の隣には温泉施設「ちっぷゆう&ゆ」もあるため、ドライブの疲れを癒すのも良いでしょう。
広大な畑と田んぼで形成された、秩父別町の町の様子が高台から手に取るようにわかります。
道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつのまとめ
道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつは、周辺の自然の豊かさと、巨大なスイングベルの鐘の音が響く荘厳さをあわせもっている道の駅です。敷地内中央部に立っている「開基百年記念塔」から秩父別町の様子を一望し、道北の玄関口に位置する小さな町ののどかな雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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