新冠町の道の駅 サラブレッドロード新冠を紹介します。日本屈指のサラブレッドの産地である新冠町は、そこかしこで馬たちの姿を見ることができます。道の駅はもちろん、すぐ近くにある「二十間道路桜並木」も要チェックです。
日高山脈のふもとに位置する町・新冠町!アクセス方法は?
北海道の中央部よりやや南側に、南北に険しい山々がそびえている日高山脈。日高山脈が南北にのびていることから、例えば札幌から帯広へ向かう際には山々を避けるようにして道路を通行し、若干遠回りのルートを行かなければなりません。
しかし、日高山脈は北海道の豊かな自然が息づいている場所であり、手つかずの部分も多く残っている場所となっています。北海道の農業においても、良い影響を与えている重要な山々だと言えるでしょう。
そんな日高山脈のふもとに位置する町・新冠町は、人口5,000人程度の小さな町です。日高山脈のふもとの平野地帯に中心街があり、日本有数のサラブレッドの産地として知られるほか、近年は音楽による町おこしが行われています。
札幌市から新冠町へは、まず道央自動車道に乗るところからスタートします。道央自動車道の「苫小牧東IC」で高速を降り、そのまま国道235号線「浦河国道」を浦河方面に進んでいくと、新冠町に到着することができます。札幌からの所要時間はおよそ2時間ほどであり、日帰りのドライブコースとしても最適でしょう。
新冠町中心街の様子。日高地方の基幹都市のひとつとして比較的歴史のある町であり、人口規模以上に大きな町のイメージがあります。
馬のグッズも、牧場も!?道の駅 サラブレッドロード新冠とは?
道の駅 サラブレッドロード新冠は、全国的に有名なサラブレッドの産地、新冠町ならではの道の駅となっています。駐車場入り口にある馬のモニュメントは、道の駅の分かりやすい目印にもなっています。
道の駅施設内にはところ狭しとサラブレッド関係のグッズが販売されており、サラブレッドの飼育が町の根幹をなしていることがよくわかります。また、道の駅のすぐ近くにはサラブレッドの牧場もあり、のどかな環境の中で馬たちがすくすくと成長しているさまを観察できます。
国道235号線から、この大きなサラブレッドのモニュメントを目印にすれば、すぐに道の駅を見つけることができるでしょう。こちらは「ハイセイコー」のモニュメントであり、1970年代に一世を風靡したこの馬も、この町で誕生して競馬の世界でその名をとどろかせていました。
駐車場がかなり広く取られており、「浦河国道」における休憩ポイントとしても利用しやすくなっています。
道の駅施設の前では、花々が販売されています。季節によって色合いが変わる点もポイントです。
施設内でも、季節によって様々な草花が販売されています。
施設内ロビーの様子。無料休憩所では、ドライブの疲れをゆったりと癒すことができます。
売店には、馬に関するさまざまなグッズがところ狭しと販売されています。
馬のぬいぐるみなど、可愛らしいグッズも数多く並んでいます。
道の駅施設のすぐ近くには、サラブレッドを飼育する広大な牧場もあります。
新冠町の豊かな自然の中で、サラブレッドたちはすくすくと育っていくのです。
訪れるなら春がおすすめ!圧巻の「二十間道路桜並木」を自分の目で確かめよう!
新冠町にせっかく立ち寄ったならば、ぜひともその隣町である「新ひだか町」まで足を延ばしてみましょう。新ひだか町では、特に5月頭ごろからの桜の季節に「二十間道路桜並木」という道内屈指の桜の名所で桜を楽しむことができます。
およそ7キロにわたって桜並木が続く光景はまさに圧巻のものとなっており、どこまで行っても桜の木々と花びらが途切れない、まるでおとぎの国のような景観が続きます。道路を埋め尽くすようにピンク色の花びらが舞うさまも、非常に幻想的なものです。3,000本もの桜が咲き誇る桜並木は、例年5月下旬ごろまでが見ごろとなっています。新冠町に行くならば、ぜひともその時期を狙って行ってみるとよいでしょう。
二十間道路桜並木に関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。
7キロにわたって桜並木が続く、圧巻の一本道が続きます。
花びらが風に舞い落ち、道路にピンク色のじゅうたんが敷かれます。
日本でも有数の素晴らしい桜並木を、ぜひとも実際に見てみましょう。
道の駅 サラブレッドロード新冠のまとめ
道の駅 サラブレッドロード新冠は、新冠町とサラブレッドとのかかわりを感じることのできる施設となっています。可愛らしい馬のぬいぐるみで癒されるもよし、道の駅のすぐ近くにある牧場で本物の馬の姿をのんびり眺めるもよしと、楽しみ方は様々です。春先に訪れた方は、ぜひ「二十間道路桜並木」にも訪れてみましょう。
Ichiro
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