展望台からオホーツク海を眺めよう!道の駅 おうむを紹介!

雄武町にある道の駅 おうむを紹介します。雄武町の中心部に位置している道の駅は、ドライブ途中の休憩スポットだけでなく、地域の方々にとってのコミュニティセンターの役割も果たしています。

オホーツク海が目の前に広がる町・雄武町!アクセス方法は?

南は北海道から、北はロシアのカムチャツカ半島まで広がっている海「オホーツク海」。特に北海道の北東部、網走・北見・紋別エリアの経済は、この海と切っても切り離せない関係で結ばれています。オホーツク海がもたらすサケやマス、カニ、ホタテなどの海の恵みは沿岸の町の経済を支え続け、北海道全体、ひいては全国各地に美味しい海産物を届け続けているのです。

そんなオホーツク海に面した町のひとつが、「雄武(おうむ)町」です。雄武町は人口4,000人ほどの小さな町ですが、オホーツク海がもたらす海の恵みによって隣町の枝幸町などとともに北海道、そして全国にとっての「海の食糧基地」としての役割を果たし続けてきた町となっています。

札幌から雄武町へは、まずは道央自動車道を利用して「士別剣淵IC」まで進み、そこから国道40号線に入ります。国道40号線で名寄市まで行き、名寄市から東に伸びる国道239号線で東へと進み、オホーツク海に面している「興部(おこっぺ)町」に入ります。そこから国道238号線「オホーツクライン」を北に進んでいくと、すぐに雄武町に行くことができます。札幌からの所要時間はおよそ4時間と、道北、そしてオホーツク海を駆け抜けるロングドライブになります。

雄武町に行く際にも必ず通ることになる国道238号線は、通称「オホーツクライン」と呼ばれており、オホーツク海側を海岸線に沿って走っていく道路となっています。北海道らしさもある、夏場でも寒々とした雰囲気のある海を眺めながら、スピード抑え目で走っていきましょう。

雄武町中心部の様子。国道238号線を中心に、街並みが広がっています。

オホーツク海を見渡せる巨大な塔が目印!道の駅 おうむとは?

道の駅 おうむは、雄武町の中心部に位置している町の拠点となる施設です。巨大な2本の支柱のようなタワーを備えた道の駅施設は、国道238号線を走っていればすぐに見つけることが可能です。

道の駅のタワー「スカイキャビン」からは、町にさまざまな恵みをもたらしてくれるオホーツク海を彼方まで見渡すことができます。施設内にはお土産店のほか、町民向けのホールなども備えられておりコミュニティセンターとしての役割も大きなものとなっています。

道の駅から徒歩でも訪れることのできる「風の丘公園」にもぜひとも立ち寄って、公園の前から見ることのできるオホーツク海の眺めも一緒に楽しみましょう。

道の駅 おうむは、巨大な2本の柱のようになっているタワーが目印であり、国道を走っていればすぐに見つけることが可能となっています。

道の駅の駐車場の近くには商店などが並んでおり、町民の生活にも密接にかかわっていることが分かります。

道の駅施設の隣には、「Aコープ 雄武店」もあり、町民が数多く訪れるほか、ドライブ時の飲み物や軽食を購入するのにも便利なものとなっています。

道の駅のメイン施設。ガラス張りで近代的な造りとなっており。スタイリッシュな建物となっています。

施設内の無料休憩所の様子。町の昔の様子などが写真付きで解説されています。

展望タワー「スカイキャビン」には、エレベーターを使っていくことができます。エレベーターを降りると、目の前にはオホーツク海の雄大な姿が広がります。

紋別方面の眺め。雄武町の街並みとオホーツクライン、そして彼方まで広がるオホーツク海の様子がよくわかります。

枝幸方面の眺め。地平線の彼方まで、オホーツク海を見渡せます。

お土産物コーナーも設けられています。

施設の中央部には、大きな木のモニュメントが備えてあります。クリスマスシーズンなどには、電飾がカラフルな色を放ち綺麗です。

町民向けの集会ホールもあり、コミュニティセンターの役割も大きなものとなっています。

余裕があれば、道の駅から徒歩10分程度で行くことのできる「風の丘公園」にも足を延ばしてみましょう。

高台にある公園からも、オホーツク海の様子を眺めることができます。

道の駅 おうむのまとめ

道の駅 おうむは、雄武町の中心部に位置している道の駅であり、町のコミュニティセンターの役割とオホーツク海沿岸の観光拠点の役割を果たしている施設です。タワー「スカイキャビン」からの眺めは、オホーツク海側へのドライブの忘れがたい思い出になることでしょう。周辺観光の際に、ドライブ時の休憩に、ぜひとも訪れてみましょう。

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Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

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