日高町の道の駅 樹海ロード日高を紹介します。日本でも有数の険しさを持つ日高山脈のふもとに位置する日高町。道の駅では、山々の作り出す自然の景観をスローな雰囲気で楽しむことができます。
日高山脈を望む町・日高町!アクセス方法は?
道央と道東を分断する高い山々「日高山脈」は、日本でも有数の険しさを持つ山脈となっています。寒さのために生ずる「氷河地形」などが、かつては北海道を開拓しようとする者の行く手を阻み続けてきました。
現在ではトンネルの開発や山道の整備もあって、ドライブ時にも問題なく通ることができるようになっています。そんな日高山脈のふもとにある町「日高町」は、2006年に合併によって新しく生まれ変わった町です。旧日高町と旧門別町が、間に平取町を挟んで飛び地の形で合併し、日高町の名前を取って現在に至っています。
札幌から旧門別町側の日高町へは、道東自動車道を利用しましょう。札幌から道央自動車道に乗り、千歳の道東自動車道分岐で東に行きます。そこから「占冠IC」まで進んで一般道へ。国道237号線を南下すると、日高町に到着します。札幌からの所要時間はおよそ2時間と、日帰りドライブにもちょうどよい距離感となっています。
この日は、2016年8月に発生した台風10号によって不通となってしまった国道274号線が未だに通行止めとなっており、一般道で帯広まで抜けることはできなくなっていました。
災害の影響で通行止めが続いていた国道274号線は、2017年秋から通行が再開されました。
通行止めが続いている間は、札幌から帯広に抜けるためには高速道路を使うしかなく、毎年8月に帯広で開かれる「勝毎花火大会」では大渋滞が生じていました。
山々を見渡してひと休み!道の駅 樹海ロード日高とは?
道の駅 樹海ロード日高は、国道237号線と国道274号線が交差する部分に位置しています。日高山脈を抜けて帯広方面へと向かう際の起点にもなる町であり、山々に囲まれた自然の美しさを存分に感じることができる町です。
道の駅では、山々が作り出す自然の景観を楽しみつつ、スローな雰囲気を味わうことができます。帯広方面、釧路方面へのドライブの途中で一息入れるにはちょうどよい場所となっていますので、ぜひとも立ち寄ってみましょう。
道の駅 樹海ロード日高の看板です。看板の上に巨大なリスのキャラクターが乗っており、インパクトがあります。
建物の2階部分よりも高い位置に設置されており、日高町のシンボルのひとつにもなっています。
道の駅の駐車場からは、そびえたつ山々の姿を見渡すことができます。北海道の大地を育む一助を担ってきた山々の姿は、今も昔も変わらず勇ましいものとなっています。
道の駅の周辺には、町の人々が中心となって手入れがなされている花壇もあります。
日高管内の自治体の位置関係を示した地図です。こちらの道の駅から、北海道の南の端にある襟裳岬まではおよそ200キロほど離れており、車で3時間以上かかる場所となっています。
道の駅の中心施設です。おしゃれな雰囲気で、スイスなどの山岳地帯のログハウスを模したようなつくりになっているのが特徴です。
道の駅施設の入り口です。「樹海」の文字が木と葉の絵で描かれています。
日高町の地図があります。日高町の観光をしたい方は、まずはこちらの地図で行きたい場所を決めてみてはいかがでしょうか。
木のぬくもりが感じられるイスとテーブルが用意されており、自由に休憩することができます。
日高町の近海で獲れたコンブなど、日高町の特産品が数多く販売されています。
通常のコンブ以外にも、「根昆布」などなかなか手に入らないコンブなども販売されています。
北海道ならではのお土産品も数多く取り揃えられているので、お土産の追加購入もこちらで済ませておきましょう。
道の駅 樹海ロード日高のまとめ
道の駅 樹海ロード日高は、札幌・函館から帯広方面へドライブする際にぜひとも立ち寄っておきたい交通の要所です。日高山脈の山の美しさを感じながら、ドライブの疲れを癒して道東方面に進んでみるとよいでしょう。美味しい空気と空と山のコントラストを楽しんで、北海道らしい景色を満喫してみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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