士幌町にある道の駅 ピア21しほろを紹介します。十勝平野の広々とした大地のど真ん中に位置する士幌町。十勝を象徴するもののひとつ「牛舎」を模した建物が印象的な道の駅では、あのロボットとの思わぬ出会いもありました。
十勝平野のど真ん中にある町・士幌町!アクセス方法は?
帯広があることで有名な広々とした十勝平野は、「日本のウクライナ」としばしば呼ばれるほど畑作が盛んな場所です。また畑作と同様に酪農も盛んであり、道東地方は主にこの二つの農業によって成り立っていると言っても過言ではないでしょう。
そんな十勝平野のど真ん中にある町「士幌町」は、人口6,000人あまりの小さな町です。他の十勝平野の町と同様に畑作が盛んな町であり、町のいたるところで麦やジャガイモなどの作物が育てられています。また畜産も盛んであり、牛などの姿を町で頻繁に見かけます。
札幌から士幌町へは、道東自動車道を利用して向かうとよいでしょう。札幌から道央自動車道に乗り、千歳の道東自動車道分岐で道東自動車道方面に向かいます。そこから「音更帯広IC」まで進んで一般道へ降り、国道241号線を通って北上を続けると士幌町に到着することができます。札幌からの所要時間はおよそ3時間と、日帰りでも訪れることが可能な距離となっています。
士幌町は、広大な畑や牧場などが数多く存在している町です。町のいたるところに、写真のような広々とした畑の光景などが広がっています。
士幌町役場。士幌町の特色を反映しているかのような、緑の中にたたずんでいる庁舎が印象的です。
牛舎をモチーフにしたデザイン性の高い建物が目印!道の駅 ピア21しほろとは?
道の駅 ピア21しほろは、士幌町中心部より若干南側に位置している道の駅です。木造の牛舎をモチーフとした中心施設はデザイン性が高く、国道241号線を北上していれば必ず見つけることができる建物となっています。周囲は広大な畑などが広がるまさに十勝平野を象徴するような場所。広々とした土地で、綺麗な空気を吸い込んで過ごしてみてはいかがでしょうか。
道の駅 ピア21しほろ外観。巨大な牛舎をモチーフにした施設であり、十勝平野と同様のスケール感が大きな施設となっています。
駐車場も広々としており、土日や大型連休の際にも混み合うことなく停めることができます。
道の駅施設の裏手には、広大な芝生の広場があります。子供さん同士や家族で身体を動かして遊ぶのにもちょうどよい場所となっています。
牛舎をモチーフとした道の駅中心施設内の様子。高い天井に取り付けられた天窓からは自然光が豊富に取り込まれ、開放感がある建物となっています。
施設中央には、士幌町のお土産が並んだお土産コーナーが設けられています。
士幌町をはじめ、十勝地方の主要産業のひとつである酪農のジオラマが展示されています。乳牛や肉牛の生産過程や流通工程などが、簡単に解説されています。
道の駅で購入したものを食べられるほか、無料で休憩することのできる休憩スペースも設けられています。
売店に隣接する形で、レストラン「にじいろ食堂」があります。にじいろという名前の由来は、道の駅の前を走る「国道241(にじい)号線」に、道路の「ろ」を加えたものです。
軽食などを楽しみたい方は、にじいろ食堂に隣接している「CAFÉ寛一」を利用するとよいでしょう。
子供さんが楽しめるプレイルームも用意されています。士幌町の分かりやすいマップもあるため、観光する際には確認しておきましょう。
外にはテラス席も用意されているため、天気の良い日は士幌町の広大な大地を眺めながら、食事を楽しみましょう。
ドライブの道中などで食事を楽しみたい方のために、テイクアウトの窓口も設けられています。
道の駅施設内には、全道の道の駅でも珍しい「ペッパーくん」が居ます。士幌町の観光案内をはじめ、知りたいことはおおよそなんでもペッパーくんが教えてくれます。
道の駅 ピア21しほろのまとめ
道の駅 ピア21しほろは、十勝平野のど真ん中にある士幌町の良さを存分に体感することができる施設です。牛舎を模した施設で軽食を楽しむのはもちろん、外に出て十勝平野の広大さを感じつつゆったりと過ごすのも良いでしょう。国道241号線のドライブの際には、必ず寄っておきたいスポットです。
Ichiro
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