駒ケ岳のふもと!道の駅 つど~る・プラザ・さわらを紹介!

森町にある道の駅 つど~る・プラザ・さわらを紹介します。旧砂原町にあるこちらも道の駅は、駒ケ岳を見渡せる展望スペースと、売店で販売されている名物「さわらの帆立めし」が大きな魅力となっています。荒々しい印象の駒ケ岳の迫力は、まさに圧巻です。

駒ケ岳と内浦湾に囲まれた町・旧砂原町!アクセス方法は?

渡島檜山地方を代表する山であり、全国的にもその名が知られている「駒ヶ岳」。「渡島富士」とも称されるこの山は、北側から見た場合と南側から見た場合で、まったく異なる印象を受ける山としても有名です。

駒ケ岳は森町方面の北側から見ると荒々しくごつごつとした印象を受けますが、大沼公園や七飯町、鹿部町方面から見るとなだらかで穏やかな印象を受ける山となっています。山麓一帯は江戸時代末期からリゾート地として有名な場所であり、穏やかな気候から現在でも根強い人気を誇る場所となっています。

そんな駒ヶ岳のふもとにある町「砂原町(さわらちょう)」は、2005年に隣接する森町と合併した集落です。駒ケ岳と内浦湾に挟まれる形の町は、海と山の素晴らしい自然を見ながら過ごすことができる場所であり、道南地方の自然の素晴らしさを体感できる場所となっています。

札幌市から旧砂原町へは、道央自動車道を利用してアクセスするとよいでしょう。札幌から道央自動車道に乗って、「森IC」まで道央自動車道を進みます。その後森町から国道278号線に乗り、道なりに進んでいくすぐに砂原町にたどり着くことができます。札幌からの所要時間はおよそ4時間半程度であり、国道278号線からの内浦湾のロケーションを楽しみながら、ゆったりとドライブするとよいでしょう。

旧砂原町のエリアに入ると、このような巨大な看板が姿を現します。この看板があるため、場所に関しては問題なくたどり着くことができるでしょう。写真左手に見えているのは、駒ケ岳です。

展望室から四方の景観を楽しむ!道の駅 つど~る・プラザ・さわらとは?

道の駅 つど~る・プラザ・さわらは、国道278号線上に位置している道の駅です。同じ森町にある「道の駅 YOU・遊・もり」とともに、渡島檜山地方の玄関口に位置している道の駅だと言えるでしょう。

道の駅施設の最上階にある展望スペースからは、内浦湾や駒ケ岳といった旧砂原町の景観スポットを一望することが可能です。方角ごとに全く違った表情を見せる砂原の風景は、特に晴れた日ならばずっと見ていたくなるようなものになっています。

道の駅施設内には特産物の直売所のほかに、無料の休憩スペースも備わっています。また、4月から10月の毎週日曜日には「屋台村」が、4月から10月の日曜日のうち月1回は「青空市」が開催されているため、日曜日に訪れるとよいことがあるでしょう。

道の駅 つど~る・プラザ・さわら外観。近代的な印象の建物ですが、道の駅が誕生したのは1999年と20年近く前のこととなっています。この日は平日であったため、屋台村や青空市は開催されていませんでした。

駐車場の様子。大型車も問題なく停めることのできる広々としたスペースになっています。

道の駅内部の様子。旧砂原町や森町、さらに周辺市町村の特産品が多数販売されています。

2階には、自然光が優しく差し込む無料の休憩スペースも設けられています。このさらに上階が、無料の展望スペースになっています。

展望スペースから見た内浦湾の様子。眼下に広がる住宅地の向こうに、内浦湾が広がっています。遠くには、室蘭市や伊達市の影もうっすらと確認できます。

駒ケ岳の荒々しい山肌も、展望スペースからはっきりと確認することができます。晴れた日には青空と茶色い山肌が雄大な景観を作り出して、素晴らしい景色が広がります。

晴れた日には太平洋に向かって広がっている内浦湾の様子を、はるか遠くまで見渡すことも可能です。

道の駅施設の隣には、「やすらぎプラザ」という地域の特産品を中心としたカフェもあります。外のデッキには無料の休憩スペースもあるため、持ち込んだお弁当などを広げるのも良いでしょう。

こちらの道の駅の名物は、1日20食限定で販売されている「さわらの帆立めし」です。

噴火湾(内浦湾)で獲れたホタテを贅沢に使い、ニンジンやコンブなどの具材を使ってどこか懐かしい雰囲気の味に仕上げた一品です。

砂原の住宅街と内浦湾を一望!ハマナスグリーンパークにも忘れずに寄ろう!

道の駅施設から車でおよそ5分ほど函館方面に走ると、「ハマナスグリーンパーク」という公園が見えてきます。ハマナスグリーンパークからは、砂原の住宅街と内浦湾の景観を一望することが可能であり、人々と海とが共生して生きていることを実感できる場所となっています。

天気が良い日には、遠くに室蘭市の影を望むことも可能です。大人の方は自然と人々の織り成す風景に酔いしれながら、子供さんは公園内に設けられている遊具で遊びながら、やすらぎのひと時を過ごしてみましょう。

ハマナスグリーンパークから眺めた砂原地区の住宅街の様子と内浦湾の様子。晴れた日の爽快な雰囲気は、ドライブを忘れがたいものにしてくれることでしょう。

公園内には、子供さんが楽しめる遊具なども設けられています。高い位置にあるあずまやからは、より高所から内浦湾の様子を眺めることもできます。

後ろを振り返ると、雄大な駒ケ岳の姿を見ることもできます。砂原の魅力を一挙に感じられる公園です。

道の駅 つど~る・プラザ・さわらまとめ

道の駅 つど~る・プラザ・さわらは、砂原の景観を丸ごと楽しむことのできる景観が魅力のスポットです。施設上階の展望エリアからは、晴れていれば砂原の素晴らしい景観を独り占めすることができます。少し離れた場所にあるハマナスグリーンパークとともに、旧砂原町を訪れた際には必ず立ち寄っておきたい場所です。

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Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

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