足寄町出身の歌手・松山千春の代表曲「大空と大地の中で」の歌詞のイメージ通り、まさに北海道らしい広大な大地と自然が広がる十勝の東部地区。この地域は、平成18年にふるさと銀河線が廃線になって、移動には車が欠かせず「道の駅」が重要な役割を持っています。今回はそんな十勝東部の道の駅を6か所ご紹介します。
道の駅 あいおい
「道の駅 あいおい」は、釧路と網走を繋ぐ国道240号線沿いにある津別町の道の駅です。周囲を緑に囲まれ、道の駅の館内には道産のそば粉を使った手打ちそばが味わえる飲食コーナーや、地元の採れたて野菜や木工製品などの特産品を販売する売店などがあります。また、敷地内には旧国鉄時代の北見相生駅を利用した展示館やカフェ、当時の客車を改造して宿泊できるようにした施設などがあります。
道の駅 あいおいのおすすめポイント
道の駅 あいおいのおすすめは、道の駅で手打ちされた道産のそば粉10割の手打ちそば。打ちたての蕎麦を物産館内のレストランで食べることができます。またお土産用の蕎麦にはタレがサービスでついているので、自宅に戻ったらすぐに食べることが出来ます。そして最近話題なのが、商標登録もされている「クマヤキ」です。可愛らしいクマの形をしたお菓子で、北海道産の小麦の生地に、北海道産の小豆100%の餡子が包まれています。
★美味しいクマヤキは絶対に食べたい!道の駅 あいおいの記事はこちら!★
詳細情報
住所:網走郡津別町字相生
電話番号:0152-75-9101
アクセス方法:国道240号線沿い
駐車場:あり
開館時間:
売店 5月~10月 9:00~18:00(火曜日は17:00まで)
11月~4月 9:00~17:00
休館日:11月~4月の毎週火曜日、年末年始
周辺のおすすめスポット
・ランプの宿 森つべつ
・ケミチップ湖
道の駅 オーロラタウン93りくべつ
「道の駅 オーロラタウン93りくべつ」は、国道242号線沿いにある日本一寒い町で知られる陸別町の道の駅です。建物は旧ふるさと銀河線の「駅」と「道の駅」を兼ねており、現在は道の駅 オーロラタウン93りくべつとして、1階には十勝バス、北見バスの案内所、ふるさと銀河線りくべつ鉄道、陸別の開拓者である関寛斎の資料館、観光物産館が入っています。また、2階は宿泊できるオーロラハウスになっています。
道の駅オーロラタウン93りくべつ のおすすめポイント
道の駅 オーロラタウン93りくべつに入っている「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」には、全国から鉄道ファンが押し寄せています。銀河鉄道999をラッピングした観光列車に乗車体験ができたり、4人乗りの足こぎ自転車式のトロッコを体験出来たりと鉄道ファンならずとも楽しめる体験メニューがたくさんあります。物産館には豆腐屋さん直営のソフトクリーム工房があり、豆乳を使ったシェイクが人気です。
★北海道で一番寒い道の駅!オーロラタウン93りくべつの記事はこちら!★
詳細情報
住所:足寄郡陸別町大通
電話番号:0156-27-2012
アクセス方法:国道242号線沿い
駐車場:あり
開館時間:
4月~10月 8:00~18:00
11月~3月 9:00~17:00
休館日:年末年始(12月30日~1月3日)
周辺のおすすめスポット
・銀河の森天文台
道の駅 あしょろ銀河ホール21
「道の駅 あしょろ銀河ホール21」は、国道241号線と国道242号線の交差点に位置し、道東自動車道足寄ICからは約5キロの場所にあります。平成18年にふるさと銀河線が廃線となるまでは「足寄駅」として使われており、旧駅舎は復元されて多目的観光施設となっています。建物は平成23年にリニューアルされ、館内には足寄の特産品を販売するショップや焼き立てのパンがあるベーカリー、そしてレストランが入っています。
道の駅 あしょろ銀河ホール21のおすすめポイント
道の駅 あしょろ銀河ホール21には、足寄町出身の歌手「松山千春」のギャラリーがあり、道の駅のエントランスの前には彼の代表作である「大空と大地の中で」の歌詞を刻んだ石碑が置かれ、ギャラリーの中にはステージ衣装や1997年のデビューシングル「旅立ち」からの歴史が展示されています。館内のカフェでは足寄町特産のラワンブキを使った「足寄弁当」が人気です。
★松山千春のギャラリーも見逃せない!あしょろ銀河ホール21の記事はこちら!★
詳細情報
住所:足寄郡足寄町北1条1丁目
電話番号:0156-25-6131
アクセス方法:国道241号線、国道242号線沿い
駐車場:あり
開館時間:
4月下旬~10月 9:00~18:00
11月~4月下旬 9:00~17:00
休館日:年中無休、物産館、売店、レストランは年末年始休業、軽食レストラン 毎週木曜日定休
周辺のおすすめスポット
・オンネトー
道の駅 足寄湖
「道の駅 足寄湖」は、国道241号線沿いにあり景色の良い足寄湖を一望することができる小高い丘を背景に持つ、北海道で唯一の「無人駅」の道の駅施設です。小さいながらも、モダンな雰囲気の小屋となっています。
道の駅 足寄湖のおすすめポイント
道の駅 足寄湖は、町としては道内一の面積を誇る足寄町を象徴するような広い緑地公園の「ふれあい公園」に隣接しており、自然の中でドライブの疲れをリフレッシュすることができます。また、広さ1.6ヘクタールもある人工芝のドッグランがあり、愛犬家の方に人気の道の駅となっています。
詳細情報
住所:足寄郡足寄町中矢673番地4
電話番号:0156-25-7002
アクセス方法:国道241号線沿い
駐車場:あり
休館日:年中無休
周辺のおすすめスポット
・足寄動物化石博物館
道の駅 ステラ★ほんべつ
「道の駅 ステラ★ほんべつ」は、国道242号線沿いにある道の駅で旧ふるさと銀河線の「本別駅」だった建物です。館内には簡易郵便局や町の観光案内などが入り地域の拠点施設となっています。平成18年に廃線となった旧ふるさと銀河線の跨線橋と線路の一部が当時のまま残されており鉄道ファンに人気の道の駅です。
道の駅 ステラ★ほんべつのおすすめポイント
道の駅 ステラ★ほんべつの中には、地元特産品販売コーナーがあり本別ブランドの黒豆「キレイマメ」の加工品や農産物、お菓子、木工クラフトなどを販売しています。また、パン工房「アリコヴェール」では焼き立てのパンが人気で、特にメロン果汁が入った「かりかりメロン」が並ぶとすぐに売り切れる人気商品です。レストラン「秀華」では、黒豆味噌を使った「本別黒まめ味噌ラーメン」がおすすめです。また、道の駅の近くにある「本別公園」には、巨大なすべり台なども用意されています。
★ふるさと銀河線の名残も魅力!ステラ★ほんべつの記事はこちら!★
詳細情報
住所:中川郡本別町北3丁目1番地1
電話番号:0156-22-5819
アクセス方法:国道242号線沿い
駐車場:あり
開館時間:
5月~9月 9:00~19:00
10月~4月 9:00~18:00
休館日:年末年始、レストラン 火曜日定休、郵便局 土日祝定休
周辺のおすすめスポット
・本別公園
道の駅 うらほろ
「道の駅 うらほろ」は平成21年にオープンした道内109番目の道の駅です。帯広市と釧路市の中間地点にあり国道38号線に沿って建物が立っています。周りを丘陵地の木々に囲まれ、総面積120ヘクタールの広大な敷地にオートキャンプ場やパークゴルフ場、フィールドアスレチックなどが整備されている「うらほろ森林公園」に隣接しています。
道の駅 うらほろのおすすめポイント
道の駅 うらほろの館内には、浦幌町で採れた新鮮な農産物や海産物を販売する物産販売コーナーや、ギョウジャニンニク入りのソーセージを使ったホットドッグや生キャラメルソフトクリームが人気の軽食販売コーナーがあり多くの来場者でにぎわっています。また、隣接する「レストランうらほろ亭」では、ボリューム満点の「スパカツ」や「鹿肉エスカロップ」が人気メニューです。
★十勝らしい巨大な公園も魅力!道の駅 うらほろの記事はこちら!★
詳細情報
住所:十勝郡浦幌町字北町16番地3
電話番号:015-576-5678
アクセス方法:国道38号線沿い
駐車場:あり
開館時間:
4月1日~10月末日 9:00~18:30
11月1日~3月末日 9:00~17:00
休館日:年末年始(12月30日~1月5日)
周辺のおすすめスポット
・うらほろ森林公園
十勝地方東部の道の駅まとめ
いかがでしたか?ふるさと銀河線が平成18年に廃止になってから、十勝東部の移動には車が欠かせない存在になっています。そのような状況で「道の駅」は、地域にとって町の観光や特産品のPRの場所として大切な施設です。十勝東部にドライブに行く際は、是非今回ご紹介した道の駅に立ち寄って町の特産品などに触れてみてくださいね。
torakichi
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