そこには行きたい魅力がある!十勝南部の道の駅4選

日本最大の食糧基地と言われる十勝。農産物や畜産物など美味しいものがたくさんあるのはもちろんですが、広大な畑の景観など四季折々の自然を楽しめるのも十勝の魅力です。今回は、そんな十勝の南部の地域で、そこでしか買えない特産品や、地元の食材を使ったグルメを楽しめる魅力的な道の駅を4つご紹介します。

なかさつない

道の駅「なかさつない」は、帯広と浦河町を結ぶ国道236号と道道清水大樹線の分岐点に位置しており、南十勝観光の入口になっています。インフォメーション施設である「カントリープラザ」には、地元の食材を使ったメニューが並ぶ「ウェザーコックカフェ」や、中札内の特産品が販売されている「カントリーショップてんとうむし」、調理実習室、展示室、観光インフォメーションなどが入っています。また、カントリープラザ周辺には緑と季節の花が豊かな「アグリパーク」があり、ゆっくりとくつろぐことができます。

なかさつないのおすすめポイント

道の駅「なかさつない」には、豆資料館「ビーンズ邸」があります。建物は、旧馬鈴薯原々種農場を移転修復したもので、架空の人物「豆畑拓男」の自宅兼研究所を想定した豆の資料館には、豆の流通に関わる道具や資料、豆料理に関する本などが展示されています。テイクアウトコーナーの「花水山」には、地場産の鳥肉料理が評判のカレー屋「千サルバトーレ12」や、ジェラートが人気の「十勝フロマージュ」、チーズ屋さんのバラエティ豊かなアイスや、いもやかぼちゃの団子を販売する「あんてぃー」などグルメなお店が揃っています。

詳細情報

住所:北海道河西郡中札内村大通南7丁目14番地
電話番号:0155-67-2811
アクセス方法:JR北海道根室本線「帯広駅」から車で約50分
駐車場:あり
開館時間:4月~10月 9:00~18:00 11月~3月 9:00~17:00
休館日:年末年始(12月30日~1月5日)

周辺のおすすめスポット情報

・カレーショップ サルバトーレ
・蕎麦 花・はな

さらべつ

道の駅「さらべつ」は、とかち帯広空港や更別ICから車で15分、道道更別幕別線と尾田豊頃線の交差点、十勝スピードウェイの入口にあります。メイン施設の観光と物産の館「ピポパ」には、特産品コーナーやレストランがあり、6月上旬から11月上旬の毎週土曜日と日曜日にはふれあい広場で野菜市を開催しており、採れたての新鮮な野菜を買うことができます。

さらべつのおすすめポイント

特産品販売コーナーには、じゃがいもやグリーンアスパラ、金時豆、小豆などの南富良野の農産物や、更別産の小麦を使ったさらべつうどん、地元の工房で作られたチーズなどの加工品が販売されています。中でもおすすめの商品は、北海道加工食品フェアで優秀賞に輝いた「十勝幸福行ビーフカレー」です。また、さらべつすももの里でとれた果実を使った「すもものむヨーグルト」や「すもものリキュール」も人気の商品です。レストランでは、十勝の名物である豚丼や、地元の小麦を使ったさらべつうどんやすもものジャムをトッピングしたソフトクリームがおすすめのメニューです。

詳細情報

住所:北海道河西郡更別村字弘和464番地1
電話番号:0155-53-3663
アクセス方法:とかち帯広空港から車で約15分
駐車場:あり
開館時間:9:00~18:00
休館日:年末年始(12月31日~1月5日)
カード:使用不可

忠類

道の駅「忠類」は、更別ICから車で約15分、忠類ICから5分の国道236号に面した場所にあり、南十勝の観光情報や天馬街道、日勝峠の道路情報を発信する拠点となっています。施設内のパン工房パオパオでは焼き立てのパンが販売されて人気です。周辺には、ナウマン象の全身骨格標本や発掘当時の模様が再現されている「ナウマン象記念館」や、ナウマン公園、パークゴルフ場、源泉100%のアルカリ性単純泉の温泉を楽しめる「ナウマン温泉アルコ236」などがあります。

忠類のおすすめポイント

パン工房パオパオでは、地元忠類産のゆり根を使った「ゆり根あんパン」や「純白ゆり根シュークリーム」がおすすめです。純白ゆり根シュークリームは、忠類産の最高級ゆり根を贅沢に練り込んだ風味豊かなクリームとサクサクの生地が特徴のご当地シュークリームです。また、まろやかな味わいが特徴の「ゆり根入りコーヒー」はお土産用として人気で、道の駅でも味わうことができます。ヨモギ、ブルーベリー味など他では味わえないアイスもおすすめです。

詳細情報

住所:北海道中川郡幕別町忠類白銀町384番地12
電話番号:01558-8-3236
駐車場:あり
開館時間:9:00~18:00
休館日:年末年始(12月31日~1月3日)

周辺のおすすめスポット情報

・丸山展望台

コスモール大樹

「コスモール大樹」は、広尾郡大樹町の国道236号線沿い、かつて日本一きれいな河川に選ばれた清流歴舟川がすぐ近くに流れる場所にある道の駅です。施設内には、大樹町の特産品が展示販売されているコーナーや大樹町や南十勝の観光情報を見ることができる情報コーナーがあります。また、人々が交流できるコミュニティースペースである多目的ホールなどを備えた経済センターと毎日の生活に欠かせない商品を提供するショッピングセンターが併設されたユニークな道の駅です。

コスモール大樹のおすすめポイント

特産品コーナーでのおすすめの商品は、地元の新鮮な牛乳を使って作られたチーズです。「大樹物語」は、コスモール大樹だけで販売している雪印メグミルク大樹工場のオリジナルのカマンベールチーズで、お土産用にも人気の商品です。他にも大樹町内の半田ファームのチーズや、源ファームのベーコン、ソーセージもおすすめです。ショッピングセンター「コスモール」の中のファーストフード店「リブレ」では、大樹産のツブ貝をふんだんに使ったシーフードカレーが人気なので是非食べてみてください。

詳細情報

住所:北海道広尾郡大樹町西本通98番地
電話番号:01558-6-5220
駐車場:あり
開館時間:9:30~18:00
休館日:1月1日、1月4日、1月5日

周辺のおすすめスポット情報

・晩成温泉
・大樹町宇宙交流センター

十勝南部の道の駅4選のまとめ

十勝らしい景色を楽しめる帯広と浦河町を結ぶ国道236号線。今回は、その国道236号線沿いにある十勝南部の道の駅を4つご紹介しました。「なかさつない」や「コスモール大樹」では地域で生産され新鮮な牛乳を使ったやジェラートやチーズ、「さらべつ」では地元の小麦をつかったうどん、「忠類」では特産の最高級ゆり根を使ったパンやシュークリームなど、特徴ある美味しい特産品がたくさんあります。是非、道の駅を目指してドライブに行ってみてくださいね。

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torakichi

北海道大好きな道産子ライター。北海道の観光と食の情報を発信しています。資格:北海道観光マスター、北海道フードマイスター、日本酒ナビゲーターなど、好きな食べ物:旭川ラーメン、焼鳥、お寿司、趣味:一人で呑み歩き

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