札幌市西区の発寒川緑地を紹介します。発寒川の両岸に桜の木が並ぶこちらの緑地は、札幌市内の穴場のお花見スポットでもあります。バーベキューやピクニックをしながら、桜の美しさを楽しむことが出来ます。
西区の新興住宅地に咲く桜!発寒川緑地とは?
札幌市西区・発寒および西野にある「発寒川緑地」は、近年新興住宅開発地域として注目される発寒エリアに広がる都市公園です。西区を流れる石狩川水系の発寒川の川沿いに広がる緑地を中心とした公園であり、発寒や西野に住んでいる方にとっては身近な公園となっています。
西区・西野地区は、札幌市内でも有数の豪雪地帯として知られています。発寒川緑地に咲く桜は、西野や発寒に住む方々にとって本格的な春の訪れを告げるものであり、長かった冬の寒さを忘れさせてくれるものとなっているのです。
雪解けの影響もあって、激しい流れとなっている発寒川。この発寒川の周辺に広がっているのが、発寒川緑地です。
発寒川は石狩川や豊平川などと比べると小さい規模の川となっていますが、流れが速いところでは写真のようにダイナミックに水が流れ落ちるさまなどを楽しむこともできます。
発寒川緑地のアクセス方法・例年の桜の見ごろは?
発寒川緑地は札幌市の中心部から車でおよそ30分ほどの場所に位置しています。最寄駅はないため、車でアクセスするのがベターです。
札幌市中心部からのアクセスの場合には、道道124号線「北1条宮の沢通り」を西側に進んでいくとよいでしょう。市内の桜の名所としてもおなじみの円山公園を通り過ぎ、山の手方面から道なりに北上していくと、西野地区、そして発寒川へとたどり着きます。発寒川の周辺に広がっているのが、発寒川緑地です。
発寒川緑地の駐車場は非常に限られているため、特にハイシーズンには駐車できない場合もあります。ゴールデンウィークなどのハイシーズン以外ならば、車もスムーズに停めることができるでしょう。
発寒川緑地の桜の見ごろは、4月下旬から5月中旬ごろまでとなっています。例年札幌市内の桜の見ごろとほとんど重なる日程となっているため、ゴールデンウィーク前後に見ごろを迎えるのが特徴です。
北1条宮の沢通りを道なりに西側へ抜けると、写真の橋へと差し掛かります。この橋から南北に広がっているのが、発寒川緑地です。
発寒川の両側に、鮮やかなピンク色の桜並木が形成されています。水流の多い川と相まって、自然を感じさせる光景です。
川べりではバーベキューも可能!晴れた日には気持ちよい日差しを感じに行こう!
発寒川は、悪天候時以外には一部の場所を除いて、基本的に水の勢いが弱い川となっています。そのため、平常時であれば川べりの砂利のエリアに降りてレジャーシートやキャンプチェアを置き、お弁当を食べながら過ごすようなことも十分に可能です。
また、自分で機材を持ち込めば川べりでバーベキューをすることもできます。他にも緑地を中心に川の周辺を散策したり、備え付けられている遊具で子供さんを遊ばせてあげることもできます。ただ、悪天候時には急に水量が増えるようなこともありますので、むやみに川に近づかないように注意しましょう。
晴れた日には写真のように川岸にテントを張ったり、機材を持ち込んでバーベキューをする人たちでにぎわいます。マナーを守りつつ、春の訪れを感じながら楽しみましょう。
桜の木以外にも、川の周辺には様々な木々が植えられています。新緑の季節を満喫しましょう。
川の周囲には遊歩道が設けられているため、遊歩道を散策しながら桜の木々を見て楽しむこともできます。
子供さん用に、遊具も備え付けられています。子供たちの笑い声が絶えない、まさに都会のオアシスといった環境です。
公園内にはブランコや滑り台、鉄棒などひととおりの遊具が備わっています。桜の木をはじめ、新緑の中で子供さんと遊んですごすのも良いですね。
桜並木の下では、子供から大人まで様々な方がレジャーシートに寝そべったり、桜の木の写真を撮ったりと思い思いに過ごしています。
緑地周辺には写真のとおり、一戸建てやマンションなどの建物が立ち並びます。地元の人たちにとっては、生活から切り離すことのできない憩いの場です。
川の水量がそれほど多くない場合には、写真のように中州でレジャーシートを敷いて過ごすことも可能です。
中州の様子。桜の木はありませんが、色とりどりの植物たちが出迎えてくれます。悪天候時には危険なため、むやみに近づかないようにしましょう。
発寒川緑地のまとめ
発寒川緑地は、近年マンションや住宅街が新しく形成されている発寒・西野エリアに位置している川沿いの緑地公園です。川の周囲に広がる緑を楽しみながら、川沿いの道を散策したり、備え付けられた遊具で遊んだりしつつお花見を楽しむことができます。川べりでバーベキューをしたりピクニックをしたりしながら、お花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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