二十間道路桜並木の桜を紹介します。新ひだか町にある二十間道路桜並木は、北海道有数の桜の名所となっています。一本道の両脇に桜が咲き誇る様子は、まさに壮観です。
札幌から車で2時間!二十間道路桜並木とは?
札幌から車で2時間ほど行った場所にある「二十間道路」は、直線道路の両脇におよそ7キロにもわたって桜の木々が立ち並ぶ、北海道を代表するお花見スポットのひとつです。これほど長い距離にわたって桜並木が続く光景は、全国的に見ても他にないものとなっています。
新ひだか町にある二十間道路桜並木は、ゴールデンウィーク期間などのハイシーズンになると全道各地、さらには全国各地からお花見客が訪れる場所となります。車を路肩に停めてその美しさに見とれる方も多く、特に5月中は平日休日問わず人気の観光スポットとなっています。
日高地方は酪農や畜産が盛んであり、どこまでも続いているような大平原が至る所で見受けられます。
緑豊かな自然をはぐくむ源である、静内川の流れです。
二十間道路桜並木のアクセス方法・例年の桜の見ごろは?
二十間道路桜並木は、旧静内町と旧三石町が合併して誕生した「新ひだか町」にあります。札幌市中心部からは高速を利用しておよそ2時間で到着できるため、休日のドライブコースの一環として訪れても良いでしょう。
札幌市から二十間道路桜並木にアクセスする際には、まず道央自動車道で苫小牧東インターまで南下します。苫小牧東インターから日高自動車道に入り、そのまま国道235号線を進んで南下を続けます。新冠町に入ってから、「新冠サラブレッドロード」を進んでいき、道なりに進んでいくと案内標識が現れます。案内標識に従って進んでいくと、桜が咲き誇る並木道に到着することができるのです。
二十間道路桜並木の桜は、毎年4月下旬から5月下旬ごろにかけてが見ごろです。桜並木の桜の本数は非常に多く、また微妙に開花時期が違うこともあって5月いっぱいまでは桜の花を楽しむことができるでしょう。
日高地方に入ってからは道路が広く、比較的走りやすい道が続いているところが多くなっています。ついついスピードを出しすぎてしまわないように、注意して運転しましょう。
桜の木が織り成すピンク色の異世界!車を停めて、桜吹雪を感じよう!
およそ7キロにわたって桜の木々が立ち並ぶ二十間道路は、どこまで行っても桜の木々が途切れずに続き、まるで別世界に迷い込んでしまったかのような錯覚すら覚える場所となっています。
桜の花びらが地面を覆い、アスファルトがピンク色に染まっている様子も見事なものです。ぜひとも車から降りて、頭上から降り注ぐ桜吹雪を感じてみてはいかがでしょうか。
二十間道路桜並木の様子。7キロにもわたってどこまでも続く桜並木が、私たちを出迎えてくれます。
側道にピンク色がどこまでも続いている様子は、まさに別世界のような雰囲気すら漂うものになっています。
桜並木を構成する桜の本数は、およそ3,000本にも上ります。3,000本の桜が整然と並ぶ様子は、やはり圧巻です。
桜並木は、およそ7割の桜がエゾヤマザクラで構成されています。同じエゾヤマザクラでも開花時期が微妙に違うものもあり、5月下旬ごろまで桜を楽しむことができるのです。
切れ間ない桜並木の素晴らしさに、思わず車を停めて見入る方が続出しています。交通の妨げにならないよう、車は路肩にしっかりと寄せて停めましょう。
陽の光を受けて、桜のピンク色がきらめく様子も美しいものとなっています。
地面には、散った桜の花びらが散らばり、桜のじゅうたんが形作られています。
桜のじゅうたんを歩くのも、またおもむきがあって良いものです。
日高地方の雄大な自然とのコントラストも見事!思い出に残る1日にしよう
二十間道路桜並木の周辺には、緑豊かな平原が広がっています。晴れた日には平原の緑も輝きを帯びており、桜のピンク色と素晴らしいコントラストを作り出しています。
広い北海道内でもここでしか見ることのできない圧巻の光景は、忘れがたい思い出のひとつになることでしょう。どこまでも続いている桜並木を見に、ぜひとも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
桜並木のすぐ脇には、緑豊かな大地が広がっています。広々とした緑の大地は、まさに日高地方を象徴するものとなっています。
並木道を少し進むと、桜並木の雰囲気もまた違ったものとなっています。
この日はまさに満開になっている桜が多く、天気の良さもあって素晴らしい光景を目にすることができました。
青空の下で、桜並木の素晴らしさをゆったりと散策しながら堪能してみてはいかがでしょうか。
二十間道路桜並木のまとめ
二十間道路桜並木はおよそ7キロにわたってまっすぐに桜並木が続く、北海道内でも有数の美しさを誇るお花見スポットです。どこまでも途切れなく続く桜並木の様子は、異世界のような雰囲気すら持っているものとなっています。日高地方の緑豊かな自然と桜の花々のコントラストを楽しみつつ、思い出に残る1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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