定山渓温泉の桜を紹介します。札幌南区の定山渓温泉周辺は、桜の季節にはお花見も楽しめる温泉郷へと姿を変えます。冬も夏も素晴らしい定山渓ですが、春にも忘れずに訪れておきたいところですね。
札幌随一の温泉街で桜を楽しもう!定山渓温泉とは?
札幌市は全国にある政令指定都市の中でも3番目に面積が大きい街です。特に札幌市の南側に広がる南区は、札幌市のおよそ6割程度の面積を占める広大な行政区であり、大都市とはとても思えない山々や山林がある場所にもなっています。
南区にある札幌市で最も有名な温泉地が、「定山渓温泉」です。北海道内でも最も有名な温泉地でもある定山渓温泉は、市街中心部からのアクセスもしやすく、札幌市民にとってはなじみ深い場所となっています。
そんな定山渓温泉は、春には素晴らしい桜が見られる場所としても有名です。温泉街の風情ある情景と美しい桜の織り成す景観は、この時期にしか見られない心に残るものとなっています。
定山渓には豊平川が流れており、川を中心に景観が作り出されています。
温泉街の道は石畳のところや通常のアスファルトなど、変化に富んでいます。周辺の温泉宿の様子を見ながら、雰囲気を味わいましょう。
定山渓温泉のアクセス方法・例年の桜の見ごろは?
定山渓温泉は、札幌市中心部からそれほど遠くない場所に位置しています。市内から車で行ってちょっとしたドライブを楽しみつつアクセスできるほか、札幌駅から送迎バスも出ているため、バスで訪れるのも良いでしょう。
定山渓温泉まで車で行く場合には、国道230号線を通って行きます。市街中心部の「石山通り」から南下していき、そのまま道なりに進んでいくだけで定山渓温泉まで到着することができます。市街中心部からは、車でおよそ40分で到着します。
定山渓温泉の桜の見ごろは、例年4月下旬から5月中旬ごろまでとなっています。エゾヤマザクラやヤエザクラ、チシマザクラなど様々な種類の桜が植えられているため、時期によって違った種類の桜を見て楽しめるのも魅力です。
桜の花以外にも、パンジーなど春の花々が植えられており、春にはきれいに咲き誇ります。
温泉街を散策して、春にしか見られない風景を楽しもう!
定山渓温泉は、北海道開拓がはじまった当初の1870年ごろからある北海道内でも有数の歴史を持った温泉街です。比較的大規模な観光ホテルから老舗の温泉旅館やホテルまで、様々な温泉宿が軒を連ねています。
雰囲気のある温泉街の中に咲く桜は、街全体に季節の彩を与えるものとなっています。石畳の道を歩いて散策しながら、温泉街に訪れた春の景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
エゾヤマザクラ、チシマザクラを中心に、様々な種類の桜の木が植えられています。
この日は満開になっている桜の木も多く、鮮やかなピンク色の花びらを楽しむことができました。
老舗の旅館なども軒を連ねる定山渓。歴史ある旅館のたたずまいと桜の木々の織り成す景観は、非常に風情あるものとなっています。
温泉街にある「二見公園」は、桜の木々と豊平川、そして定山渓の山々の景観も楽しめる絶好の撮影スポットです。
山側に向かって、桜が美しく咲き誇っています。
ゴールデンウィーク期間までは、温泉街の至る所に鯉のぼりの姿も見られます。桜の花々と同様、春の訪れを告げる風物詩のひとつです。
豊平川を渡るようにして、鯉のぼりがかけられている場所もあります。
鯉のぼりと豊平川、温泉街の雰囲気を1枚の写真に閉じ込めた、大変画になる写真も撮れます。
定山渓のホテルは、どのホテルも雰囲気のあるものばかりです。
日帰り入浴も楽しむ!無料で温泉が楽しめる場所も?
定山渓温泉では、宿泊客でなくとも温泉が楽しめる日帰り入浴を行っている宿泊施設が数多く存在します。お花見ついでに、日帰り入浴で日ごろの疲れを癒しておくのもよいでしょう。
また温泉街には無料で楽しめる「足湯」も設けられており、手軽に定山渓温泉のお湯を楽しむこともできます。温泉街を散策していると、どうしても足は疲れてしまいがちです。疲労のたまった足を足湯に浸けて、温泉のパワーで足の疲れを癒してあげるのも良いでしょう。
足湯を楽しむことができる場所です。足湯の場所にも桜の木が植えられています。
「足つぼの湯」で足の裏やふくらはぎなどを温め、血行を良くしていきましょう。
温泉宿で利用されている源泉と同じものが使われているため、無料で温泉を手軽に楽しめるという点で人気を集めています。
定山渓温泉のまとめ
定山渓温泉は北海道を代表する温泉街のひとつであり、数多くの温泉宿が軒を連ねる雰囲気のある場所となっています。温泉街に春の訪れを告げる桜の花々、そして鯉のぼりの姿を楽しみながら、のんびりと散策をしてみましょう。温泉宿で日帰り入浴を楽しんだり、足湯に浸かったりしながら過ごすのも良いですね。
Ichiro
最新記事 by Ichiro (全て見る)
- さまざまな特色が!オロロンライン・豊富・サロベツを紹介! - 2018年5月5日
- 本土最北の街!オロロンライン・稚内に行ってみよう! - 2018年5月4日
- 海と生きる道北の小さな町!オロロンライン・遠別町を紹介! - 2018年5月4日
最近のコメント