エドウィン・ダン記念公園の桜を紹介します。札幌南区にあるエドウィン・ダン記念公園は、南区の穴場的なお花見スポットです。公園内の「エドウィン・ダン記念館」とともに、お花見シーズンにはぜひチェックしておきましょう。
真駒内にある穴場的桜の名所!エドウィン・ダン記念公園とは?
札幌市南区・真駒内にある「エドウィン・ダン記念公園」は、大きな池を中心とした都市公園です。「エドウィン・ダン記念館」が隣接する形で建っており、その周囲に何本もの桜の木が植えられているため、穴場的な桜の名所としても知られています。
エドウィン・ダンとは、「北海道の酪農の父」とも呼ばれている人物です。明治期にお雇い外国人として北海道を訪れ、真駒内の地に牧牛場や牧羊場を作って北海道の酪農をスタートさせました。獣医師でもあり、近代的な獣医学の知識を北海道に持ち込んだという功績もあります。
そんなエドウィン・ダンの歩みを展示する「エドウィン・ダン記念館」、そして「エドウィン・ダン記念公園」は、真駒内に住む方々の身近なお花見スポットとしても、根強い人気を集め続けています。
エドウィン・ダン記念館外観。モダンなたたずまいで、白を基調とした上品な印象の建物となっています。この日は休館日でしたが、4月から10月まで無料で館内を見学することができます。
公園内にあるエドウィン・ダンの銅像。エドウィン・ダンは酪農や獣医学の他に、寒い北海道で競馬を振興することなどにも力を注ぎました。
エドウィン・ダン記念公園のアクセス方法・例年の桜の見ごろは?
エドウィン・ダン記念公園は、真駒内エリアに位置している公園です。基本的には国道453号線をまっすぐ南下していくだけで到着できるため、アクセスが容易な点も魅力となっています。
札幌市中心部からアクセスする場合、国道36号線などで豊平川を渡り、川沿いの道を真駒内方面に南下します。突き当たりまで進んでから左折し、「真駒内公園」を過ぎてさらに南下していくと、左手にエドウィン・ダン記念公園が見えてくるでしょう。車の場合、中心部からは25分ほどでアクセスすることができます。
エドウィン・ダン記念公園の桜の見ごろは、4月下旬から5月中旬ごろまでとなっています。基本的には札幌市内の開花情報とほとんど同じスケジュールで開花するため、公園に行く前にはぜひ開花情報をチェックしてから向かいましょう。
公園内には桜以外にも、チューリップやイチイなどの花々が咲いています。
池の周りを囲む木々は見事!公園内の桜並木も忘れずにチェック!
エドウィン・ダン記念公園は、中央にある池の周りに桜の木をはじめとした木々が生い茂っており、大きな庭園のような雰囲気を作り出しています。
公園内には、ソメイヨシノやエゾヤマザクラを中心とした桜並木も形成されています。エゾマツなどの他の木々の姿も見ながら、気ままに散策して過ごすのがおすすめです。
桜の木はもちろん、様々な木々が池の周りに生い茂っています。公園でありながら、どこか異国の庭園の雰囲気を感じることもできるでしょう。
池のほとりには、枝垂桜の姿も見受けられました。風に揺られて桜の花びらが落ち、水面に花びらが浮かびます。
池に浮かぶ桜の花びらと、池の周りを彩る草花たち。
公園内の遊歩道沿いには、ソメイヨシノやエゾヤマザクラなどで構成される桜並木が連なります。
見事なまでに大きな桜の木の姿もあります。ぜひとも、ファインダーに収めておくとよいでしょう。
異国の雰囲気が漂う池の情景ですが、桜のピンク色が入ることで日本的なおもむきも感じられるものとなっています。
エドウィン・ダン記念公園のまとめ
エドウィン・ダン記念公園は、明治時代のお雇い外国人エドウィン・ダンの数々の功績をたたえるための公園です。咲き誇る桜の木々が織り成す園内の桜並木は、穴場的なスポットとは思えないような美しさを誇っています。隣接するエドウィン・ダン記念館とともに、のんびりと散策をしてみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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