美深町は特に夏に行きたい街です。森の中を走るトロッコをはじめ、天然温泉やキャンプ場、テニスコートやカヌー、パークゴルフが楽しめる総合アウトドア施設もあり、また湿原は整備された木道が魅力的で思わず「楽しそう!」と口に出てしまうような、魅力的なレジャースポットが盛りだくさんです。大自然をアクティブに堪能できる美深町の魅力をお伝えしていきます。
トロッコ王国
昭和60年に廃止された旧国鉄の美幸線を利用したトロッコ鉄道で、平成10年から運用されています。片道約5キロメートル、往復10キロメートルの距離を、自分でトロッコを運転して本物のレールの上を走れます。営業時間は約1時間に1本運行しており、1回の運行で1~40名が利用できます。所要時間は1往復約60分程度で、運航時速により異なります。ゴールデンウイークの前の週あたりから、10月の中旬すぎまで営業されています。
トロッコ王国のおすすめポイント
トロッコの運転手をされたい場合は普通自動車免許が必要となります。きれいな川や橋を通過したり、緑のトンネルを抜けたり、全身で緑を感じることのできる中を進んでいきます。最高に楽しい森林浴です。風を受けるので寒さ対策は万全にしてください。運行期間中は「味処にうぷ」が11:00~14:00まで毎日営業しています。かけそばやうどんが400円からで、月見、天ぷらと種類があり、いなり寿司などもあります。
詳細情報
住所:美深町仁宇布トロッコ王国美深
電話番号:01656-2-1065(法人トロッコ王国美深)
アクセス:美深から車で30分
駐車場:有(50台)、無料
営業時間:4月下旬~10月下旬 9:00~17:00 (受付時間16:00まで)
定休日:期間中無休
予算:大人1人1,500円(1名のみの場合は1,800円)中・高生1人1,200円 小学生 1人700円
周辺のおすすめスポット情報
・なし
びふかアイランド
豊かな自然を満喫できる、なんと総面積76ヘクタールという広大な敷地を有している総合運動公園が「びふかアイランド」です。びふか温泉やキャンプ場などのアウトドア施設も揃っています。4月から10月にかけてはカヌーが楽しめ、5月から10月はキャンプファイヤー広場も完備されたキャンプ場を利用することができます。三日月湖で行われているカヌー体験は人気が高く、上級者には、天塩川の川くだり体験ツアーも行われています
びふかアイランドのおすすめポイント
園内にはハードテニスコートが2面あり、また天塩川に並行して9ホールのパークゴルフ場もあり、どちらも初心者から上級者まで楽しめるようになっています。人工芝でできたターフゲレンデは、夏でもそり滑りができます。各種用具は、お手軽な値段で貸し出しも行っています。
詳細情報
住所:北海道中川郡美深町字紋穂内
電話番号:01656-2-3688(管理棟)
アクセス:美深駅からバスで15分
駐車場:有
営業時間:5月上旬~10月下旬、キャンプ場は、チェックイン8:30~、チェックアウト~翌15:00
定休日:期間中なし
予算:テニスコートは一般50円、高校生30円、小中学生20円、用具貸出1セット310円(ラケット、ボール各1)(クラブ、ボール各1)、ターフゲレンデそり1台210円、ボール1個210円、パークゴルフは一般・高校生100円、小中学生無料、カヌー使用料(1時間)18歳以上520円、4歳~小学生310円
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・びふか温泉
びふか温泉
「びふかアイランド」の中にある「びふか温泉」はレストランのみの利用や日帰り入浴も可能な温泉宿泊施設で、神経痛や疲労回復に良く効く100%の天然温泉が自慢です。大きな窓と天窓が特徴の明るく開放感あふれる浴場では、なめらかな湯ざわりで無味無臭の冷鉱泉につかることができます。大きな浴槽のほかに、ジェットバスやサウナも完備しており、湯上りはさっぱり、肌はすべすべになると好評です。
びふか温泉のおすすめポイント
地元で採れた新鮮な野菜をふんだんに使った料理はもちろん、びふかアイランド内で育てられている国内では珍しいチョウザメ料理も堪能できるのが特徴で、チョウザメ丼やキャビアなど様々なチョウザメ料理が味わえます。入口横のラウンジには、チョウザメが泳ぐ大型の水槽も設置されています。自然に囲まれた中で、ゆったりとした時間を過ごすことができる施設です。
詳細情報
住所:中川郡美深町字紋穂内 森林公園びふかアイランド内
電話番号:01656-2-2900
アクセス:JR宗谷本線「美深駅」より国道40号線へ徒歩5分
駐車場:有(100台)、無料
営業時間:宿泊利用時15:00~24:00、6:00~9:00、日帰り入浴11:00~21:00、売店などは8:45~20:30
定休日:なし
予算:入浴料(日帰り)中学生以上400円、4歳~小学生200円、3歳以下無料、フェイスタオル 100円、バスタオル 100円
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・美深町チョウザメ館
道の駅「びふか」
国道40号線沿いにある道の駅「びふか」は、裏手には天塩川が流れています。イタリアの建築家による中世ヨーロッパ風の特徴的な外観で迎えてくれ、メイン施設である双子座館は、1階は地場産品をはじめ近隣町村や姉妹都市の特産品も取り揃えており、2階にはメニュー豊富なレストランを構えています。道の駅の一番人気は、地元産のジャガイモやカボチャによるホクホクで甘いコロッケで、その他にも白樺の樹液をつめたドリンク「森の雫」や「いももち」など名品がそろいます。
道の駅「びふか」のおすすめポイント
「美深牛肉まん」(1個250円)は、生地に美深産の小麦「ハルユタカ」を100%使用し、中身のお肉には美深のブランド牛である「美深牛」をたっぷり使い、すき焼き風の甘辛く贅沢な味付けが特徴です。また、美深産の小麦「ハルユタカ」100%を使った商品として、平麺の「パンプキンクリーミィーパスタ」もあります。野菜やお土産のお菓子、ご当地グッズに加え、ワインや陶器など、食べ物から雑貨まで美深の特産物がそろいます。
詳細情報
住所:北海道中川郡美深町字大手307番地1
電話番号:01656-2-1000
アクセス:美深駅から約10キロメートル、車で約15分
駐車場:有
営業時間:9:00~17:30(11月~4月)、9:00~19:00(7月下旬~8月中旬の土日祝)、9:00~18:00(5月~10月)
定休日:年末年始(12月31日~1月2日)
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・びふか温泉
松山湿原
松山湿原は、標高約800メートル、広さ約25ヘクタールを誇る湿原です。天竜沼駐車場から約900メートルの登山道を登ると30分ほどの散策で山頂まで行くことができます。山頂には一周約1.2キロメートルの散策用の木道の遊歩道が整備されています。北海道自然環境保全地域で、日本の重要湿地500の一つに数えられている高層湿原で、頂上からは幻想的で神秘的といえる風景が広がっています。
松山湿原のおすすめポイント
松山湿原には3カ所の沼があります。矮性のアカエゾマツを水面に写す「えぞ松沼」、 イゾツツジに囲まれてひっそりたたずんでいる「つつじ沼」、遊歩道一番奥のハイ松の中にある「ハイ松沼」の3つの沼はそれぞれ個性があります。また、松山湿原には、6月頃からワタスゲ、ホロムイリンドウ、ゴゼンタチバナなどが咲き、シダ植物、ラシ植物、ヒシ植物双子葉類植物、類植物、コケ植物など、合計199種にもなる特徴ある植物が確認されています。
詳細情報
住所:中川郡美深町字仁宇布
電話番号:01656-2-1617(総務課 企画グループ 商工観光係)
アクセス:美深駅から車で50分
駐車場:有(約20台)松山湿原入口駐車場
営業時間:6月中旬~10月中旬
定休日:期間中なし
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・天竜沼
美深町チョウザメ館
キャビアで有名なチョウザメを飼育しているのが、ここ「美深町チョウザメ館」です。美深町を流れる天塩川には明治頃までチョウザメが遡上していたということで、町の振興事業として、チョウザメの養殖をしています。チョウザメは生きた化石とも呼ばれる魚で、普段なかなかお目にかかることのできないチョウザメを間近で見ることができるのが魅力です。
美深町チョウザメ館のおすすめポイント
オシャレな建物の中には、何種類ものチョウザメがたくさん泳いでいます。館内には、天塩川が再現され、現在も川に生息しているイトウやサクラマス、コイなども展示されています。無料で見学することができるというのが特徴です。養殖されたチョウザメの卵である「キャビア」は収穫され町の特産品にもなっています。近くにある「びえい温泉」のレストランでは、ここで飼育したチョウザメ料理も食べられます。
詳細情報
住所:中川郡美深町字紋穂内
電話番号:01656-2-2595(美深チョウザメ館)
アクセス:JR美深駅から思根内行きバス約15分、びぶか温泉前下車すぐ
駐車場:あり
営業時間:9:00~17:00(冬期は10:00~16:00)
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
予算:入館料 無料
周辺のおすすめスポット情報
・びふかアイランドキャンプ場
美深町で巡りたい観光スポットとおすすめグルメのまとめ
広大な「びふかアイランド」に、おすすめスポットが凝縮されているのも、美深町の魅力の一つです。「びふかアイランド」の中では、美深町の豊かな自然を思う存分堪能でき、さまざまな体験ができます。その他にもトロッコ乗車体験など、童心に帰って遊べそうなスポットが満載の美深町をぜひ訪れてみてくださいね。
zoomaru
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