旭川市は、札幌以北では最大の人口を有している都市で、観光スポットやグルメも数多く存在します。札幌と道北エリアの中継点として大きな役割を果たしており、札幌~旭川間はJR・高速バスなども高い頻度で運行されています。寒暖差の激しい旭川には、その気候を利用した見どころも数多くありますよ!
旭山動物園
今や北海道、日本のみならず、世界中から観光客が訪れるほど人気の高い、旭川を代表する観光スポット「旭山動物園」。札幌駅からJRや高速バスを利用しても、旭山動物園までは1~2回の乗り換えで済み、運行頻度も高いのでアクセスしやすいのも嬉しいですね。
旭山動物園のおすすめポイント
旭山動物園の特徴は、まず動物たちの自然な姿を見ることが出来る「行動展示」を実施していることが挙げられます。
「あざらし館」「ととりの村」「ほっきょくぐま館」など、次々と独自の施設をオープンさせており、「ぺんぎん館」では、おなじみの「お散歩風景」だけでなく、360度見渡せる「水中トンネル」を泳ぎ回るペンギンの姿も見られますよ。
詳細情報
住所:旭川市東旭川町倉沼
電話番号:0166-36-1104
アクセス方法:(JR利用)札幌駅から旭川駅まで「特急」乗車で約1時間20分/(高速バス)札幌駅前ターミナルから旭川ターミナルまで約2時間
「旭川駅」から「旭山動物園」まで→旭川駅東口前6番乗り場より「旭川電気軌道バス」の「旭山動物園線41・42・47番」乗車約30分
駐車場情報:あり(※動物園所有の無料駐車場と民間運営の有料駐車場があるので事前に要チェック)
営業時間:(夏期)GWから10月15日まで 9:30~17:15(入園は16:00まで)/10月16日から11月3日まで 9:30~16:30(入園は16:00まで)
(冬期)10:30~15:30(入園は15:00まで)
定休日:※年度により異なる
予算:大人820円/小人(中学生以下)無料
周辺のおすすめスポット情報
・倉沼CAFE
・旭山雪の村
雪の美術館
大雪山と旭川市を一望できる高台にある「雪の美術館」は、1991年5月に「雪の結晶」をイメージにして建てられた美術館です。ロマンチックな外観が一際目を惹くこちらの美術館の建築費用は、建物・調度品を合わせると約60億円ともいわれている豪華さです!
雪の美術館のおすすめポイント
中世ヨーロッパのお城のような外観には、ヴィザンチン建築様式(中世の東方キリスト教圏の建築スタイル)が取り入れられています。館内へ一歩足を踏み入れると、そこには「雪の彫刻のような白い世界」と、旭川市近辺で生産されている「優佳良織のタペストリー」が飾られており、北海道と中世ヨーロッパの持つ雰囲気が美しく融和しているのが印象的です。
詳細情報
住所:旭川市南が丘3丁目1-1(国道12号線沿い)
電話番号:0166-73-7017
アクセス方法:(車利用)道央自動車道「旭川鷹栖インターチェンジ」より札幌方向へ約10分・「深川インターチェンジ」より旭川方向へ、カムイコタン経由で約30分/JR旭川駅より約15分
駐車場情報:あり(無料100台収容可能)
営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休(年末年始休館)
予算:(入館料)大人700円 高校生・大学生500円 小・中学生 400円 幼児無料
周辺のおすすめスポット情報
・優佳良織工芸館
・国際染織美術館
三浦綾子記念文学館
「氷点」「塩狩峠」など多くの小説を世に送り出した女性作家・三浦綾子氏にちなみ、故郷旭川に建てられた「三浦綾子記念文学館」。こちらには、三浦氏直筆の「生原稿」、「愛蔵品」をはじめとした貴重な資料が展示されています。
三浦綾子記念文学館のおすすめポイント
こちらの文学館は、三浦綾子氏の代表作「氷点」の舞台でもある「外国樹種見本林(旭川市内にある国有林)」内にあります。全国の三浦綾子文学ファンの募金によって建てられた民営の文学館でもあり、クリスチャンだった三浦氏の「キリスト教精神」が館内随所に感じられます。事前に予約すると、「三浦文学案内人」による館内ガイド(無料)も受けられますよ。
詳細情報
住所:旭川市神楽7条8丁目2番15号
電話番号:0166-69-2626
アクセス方法:JR旭川駅東口より (タクシー乗車)約3分/(徒歩)約20分 ほか多数あり
駐車場情報:あり(文学館も入っている「見本林」の中にあります)
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:6月1日~9月30日間は無休/10月1日~翌5月31日間は月曜休館 ※年末年始(12月30日~1月4日)休館
予算:(入館料)大人500円 高校生・大学生300円 小・中学生100円
周辺のおすすめスポット情報
・ドゥプラ(2plats) レストラン
・外国樹種見本林
男山酒造り資料館
350年の歴史を持つ日本酒「男山」。「男山酒造り資料館」は、その製造元である男山株式会社によって運営され、日本の伝統産業「酒造り文化」について理解を深められる施設です。旭川市内では「旭山動物園」などとともに、観光名所として人気があります。
男山酒造り資料館のおすすめポイント
年間およそ20万人の見学客が訪れる「男山酒造り資料館」内では、江戸時代の貴重な文献や昔の酒造り道具などが展示されています。例年の「仕込み時期」には、酒造りの一部も見学可能です。1階にある「試飲・売店コーナー」では、男山の試飲ができることも人気のひとつとなっています。(※車で来館された方、並びに未成年の方の試飲は禁止されていますのでご注意ください)
※入館料無料
詳細情報
住所:旭川市永山2条7丁目
電話番号:0166-47-7080
アクセス方法:(車利用)道央自動車道 鷹栖インターチェンジから15分 ほか
(バス利用)道北バス「永山2条6丁目」バス停下車・徒歩2分
駐車場情報:あり(自家用車50台・バス8台)
営業時間:9:00~17:00 ※酒蔵開放(2月・第2日曜日)は10:00~15:00
定休日:年末年始(12月31日~1月3日)
周辺のおすすめスポット情報
・大雪乃湯(スーパー銭湯)
成吉思汗 大黒屋
平成14年、旭川市4条通7丁目(現在の店舗と少し離れた場所)にて、「ジンギスカン専門店」として創業した「大黒屋」は、旭川を代表する人気ジンギスカン店。目立たない落ち着いた外観の店ながら、道路を挟んで向かい側には「専用待合所」があるほどの大盛況ぶりです。
成吉思汗 大黒屋のおすすめポイント
新鮮でジューシーなラム肉を使った、「ジンギスカン」や「ラムロール」の人気が大変高く、利用時間は限定(100分~130分)されますが、「飲み放題コース」メニューも3,500円程度から楽しめます。店内は二階建てになっており、全150席と広めの造りなので、個人のお客様から団体のお客様まで対応可能です。
詳細情報
住所:旭川市4条通5丁目3・4仲通
電話番号:0166-24-2424
アクセス方法:旭川駅から徒歩11分
駐車場情報:なし(店舗向かい側に有料タイムズ駐車場あり)
営業時間:17:00~23:30(ラストオーダーは23:00まで)
定休日:不定休
予算・カード使用の可否:3,000円~4,000円前後/カード利用可(JCB、VISA、AMEX、MASTER、Diners)※カード利用は5,000円以上から可能
周辺のおすすめスポット情報
・鮨みなと
・メランジェ(フランス料理店)
旭川市で巡りたい観光スポットとおすすめグルメのまとめ
道内最大の盆地である「上川盆地」にある旭川市は、夏は蒸し暑く、冬は積雪が多く寒いという特徴を持っています。そのような厳しい気候ながら人々が思考を凝らし工夫を重ねることで、他では類を見ない展示スタイルで有名な「旭山動物園」や、近年では美味しい「北海道米」を産み出すことに成功している、魅力あふれる道北の街です。
Y.Tachibana
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