長万部町は道南のくびれの辺り、ちょうど弧を描くように内浦湾を望む場所に位置しています。昔から函館と札幌を結ぶ場所として栄えた町ですが、どのような観光スポットやグルメがあるのでしょうか。売り切れ必須の絶品銘菓や、日本に一つしかない秘湯中の秘湯、見ごたえのある博物館など、誰もが巡りたくなるおすすめスポットをご紹介いたします。
二股らぢうむ温泉
国道5号線から山間に20分程進んだ自然豊かな場所にある、二股らぢうむ温泉。
古くから湯治場としてたくさんの人々の体を癒してきた温泉です。温泉の成分でもある豊富なミネラルは飲用にも適しており、外側からも内側からも温泉の成分で体を満たすことができます。
二股らぢうむ温泉のおすすめポイント
二股らぢうむ温泉のポイントは、温泉に入りながらも貴重な石灰華ドームを見られることです。豊富なミネラルが長年蓄積してできたという石灰華ドームが見られるのは、なんとこの二股らぢうむ温泉と、アメリカのイエローストーン国立公園だけ。世界に二か所しかない、貴重なものなのです。温泉に入りながら、ぜひゆっくりと眺めてみてはいかがでしょうか。
詳細情報
住所:山越郡長万部町字大峯32番地
電話:0137-72-4383
アクセス:長万部駅から車で約32分(電車の場合は送迎あり。前日までに要予約)
駐車場:あり
営業時間:7:00~20:55(日帰り入浴の受付は19:00まで)
定休日:なし
予算:1,100円~
カード使用の可否:不可
周辺のおすすめスポット情報
・二股駅
・長万部公園
静狩海岸の鳴き砂
長万部駅から国道37号線を豊浦方面へ10分程向かうと右側に見えてくる静狩海岸。北海道では3か所で鳴き砂が確認されているのですが、そのうちの1つがこの海岸の砂浜です。駐車場などは特にありません。右側に見えてくるガソリンスタンドで、駐車場所を確認してみてください。
静狩海岸の鳴き砂のおすすめポイント
静狩海岸で鳴き砂を体験できる距離は4.5キロほど。靴底で足を擦るように歩くと「キュッキュッ」と音が鳴る鳴き砂は、様々な条件がそろうことで鳴いてくれます。貴重な砂浜をのんびりと散歩してみるのも良い気分転換になるでしょう。
詳細情報
住所:長万部町字静狩
電話:01377-2-2270(長万部観光協会)
アクセス:長万部駅から国道37号線を札幌・豊浦方面へ車で約10分程
駐車場:なし
営業時間:24時間
定休日:なし
予算:無料
周辺のおすすめスポット情報
・名木イチイ記念物(共立龍神社)
・和風レストランかなや
平和祈念館
平和を願い1983年の終戦記念日に設置された平和祈念館。館内には、平和を願う仏像などが展示されており、見ごたえがあります。また、同じ敷地内には、植木蒼悦記念館や町民センターに併設されている郷土資料室 鉄道村などがあります。
平和祈念館のおすすめポイント
平和祈念館には、反戦を願う仏像や作品がたくさん展示されていますが、一番のポイントは、世界的彫刻家でもある本郷新の作品が記念館の庭に設置されている点です。平和をテーマに、様々な彫刻家達の作品も展示されています。その力強いフォルムに心を打たれることでしょう。
詳細情報
住所:長万部町字長万部413番地12
電話:01377-2-2748
アクセス:長万部駅より車で約6分
駐車場:あり
営業時間:10:00~16:00
定休日:月曜日
予算:無料
周辺のおすすめスポット情報
・長万部温泉発祥の地
・長万部温泉
植木蒼悦記念館
「かっぱ画伯」の愛称で親しまれた、水墨画家で俳人の植木蒼悦。記念館では、コレクターが寄贈した約100点の作品を展示しています。孤高貧窮の暮らしの中で深い美を追求したという植木蒼悦。ユーモアも持ち合わせた彼の作品の多くは、見るものを魅了することでしょう。
植木蒼悦記念館のおすすめポイント
河童図や油彩画、日本画、句書など、約100点もの作品を見られる植木蒼悦記念館。長万部教育委員会へ申し込めば無料でガイドしてもらえます。植木蒼悦らしい独自のタッチで描かれた作品の数々を、より深く知る事ができるでしょう。
詳細情報
住所:長万部町字長万部413番地12
電話:01377-2-2748
アクセス:長万部駅より車で約6分
駐車場:あり
営業時間:10:00~16:00
定休日:月曜日
予算:無料
周辺のおすすめスポット情報
・スナックしおん
・お好み焼きおまた
長万部物産センター
国道5号線沿いに現れる大きなカニの看板と、三角屋根の賑やかな外観が目印の長万部物産センター。ここは新鮮な海の幸や長万部特産のお土産などが一堂に会するドライブインです。地方発送もしてくれるので、大切な方へのお土産にもおすすめ。
長万部物産センターのおすすめポイント
おすすめはリーズナブルな食事。なんと名物かにめしをバイキングで味わう事ができます。
創作料理や地元果樹園から取り寄せた果物などを味わうことができるので、北海道の恵みを存分に感じる事ができるでしょう。バイキングだけではなく、単品のメニューも絶品なので、ぜひ家族みんなで味わってみてはいかがでしょうか。
詳細情報
住所:長万部町字大浜
電話:01377-2-4100
アクセス:長万部駅から車で約4分
駐車場:あり
営業時間:8:00~19:00
定休日:年中無休
予算:1,000円~
カード使用の可否:不可
周辺のおすすめスポット情報
・ドライブインかに精
・かにかにKANうおすい
アマンドにしだ
長万部駅からほど近い商店街にあるアマンドにしだ。セブンイレブンを目印に辺りを見回すと、銭湯の隣に見えます。こちらのお店には、昔懐かしい洋菓子から手作りの和菓子まで数多くのお菓子が並んでいます。道内の物産展にも出品しており、その美味しさからわざわざ遠くから買いに来る人もいるほどです。
アマンドにしだのおすすめポイント
お店の看板がない隠れ家的なお菓子屋さんには、たくさんの人気の商品が沢山あります。中でも「かに最中」は、手作りの程よい甘さのこしあんがたっぷり詰まった、長万部の代表的なお土産。大と小があるのですが、あっという間に売り切れてしまうほどの人気の商品です。
詳細情報
住所:長万部町元町
電話:01377-2-5039
アクセス:長万部駅から徒歩約6分
駐車場:なし
営業時間:8:30~20:00(日曜日は14:30まで営業)
定休日:なし
予算:100円~
カード使用の可否:不可
周辺のおすすめスポット情報
・サン・ミート木村
・焼肉章力
長万部町の巡りたい観光スポットとおすすめグルメのまとめ
温泉がたくさんあり、鳴き砂や銘菓の数々を楽しめる、とても魅力ある町・長万部。レジャーを楽しむというよりは、のんびりゆっくり過ごすのに最適な場所といっても良いでしょう。
ぜひ美味しい名物や秘湯を味わいに訪れてみてはいかがでしょうか。
バードAsahi
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