妹背牛町は、面積が48.64平方キロメートルと北海道で3番目に小さな町です。町の中には山がなく平坦で、石狩川と雨竜川が流れています。妹背牛町は、そんな稲作に適した肥沃な平地が広がる、道内有数の米どころです。深川市と滝川市、秩父別町、北竜町、雨竜町に隣接し、札幌からは距離にして約110km、車で1時間30分の場所にあります。今回は、そんな妹背牛町でおすすめの観光スポットと人気のグルメを4つご紹介します。
妹背牛温泉ペペル
「妹背牛温泉ペペル」は、米どころ妹背牛ののどかな田園地帯にある温泉施設でJR妹背牛駅から歩いて10分程の場所にあります。「ペペル」というちょっと変わった名前は、アイヌ語のPE(ペ)「水」とPERU(ペル)「泉」から名付けたそうです。湯量が豊富で、泉質は、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉。湯冷めしにくく、抗酸化作用や美肌効果、疲労回復、慢性便秘、糖尿病に効果があると評判です。地下1,500mから汲み上げる天然温泉100%の湯は、泉温44.8度で加温や加水はしていません。その天然温泉をかけ流しで楽しめます。
妹背牛温泉ペペルのおすすめポイント
庭園を眺めながらゆっくりと入浴できる露天風呂の他、打たせ湯やサウナ、バイブラバスなどもあります。また施設内にはレストラン「味処米里」があり、お手頃価格で美味しいと評判の週替わりランチや、米どころ妹背牛の美味しいお米を使った定食、幌加内のそば粉を使ったお蕎麦などが人気です。隣接するペペルコテージには、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯ジャー、保温ポットなどの調理用具や食器を完備。A棟B棟、定員は各8名なので、ご家族や友達同士などグループで宿泊して、妹背牛温泉ペペルの温泉をたっぷりと楽しむことができます。
詳細情報
住所:北海道雨竜郡妹背牛町字妹背牛5208-1
電話番号:0164-32-4141
アクセス方法:JR北海道函館本線「妹背牛駅」から徒歩で10分
駐車場:あり
営業時間:10:00~22:00
定休日:年中無休
予算:入浴料 大人500円 子供250円
周辺のおすすめスポット情報
・妹背牛町遊水公園うらら
妹背牛カーリングホール
「妹背牛町カーリングホール」は、JR妹背牛駅から徒歩15分の遊水公園うららの内にある、道内でも数少ない屋内専用カーリング施設です。4シートの広さがあり、全国規模の大会も開催できる設備を持っています。初めての人でもすぐに体験できるようにブラシ・シューズ・スライダー等の貸出用具も充実。有料ですが、1セット100円と格安の料金設定になっています。また、初心者の方のために、予約の際にリクエストすれば、無料で指導者を手配してくれます。基本的なことから試合のやり方まで優しく丁寧に教えてくれる体験メニューもあります。
妹背牛カーリングホールのおすすめポイント
カーリングのオフシーズンである夏期間には、施設の中に8メートル四方の大きさのふわふわドームやジョイフルクラブハウスなどの幼児用遊具、卓球台、ビリヤード台、ユニカール、ディスクゲッターといった、たくさんの遊具が設置されます。また、「妹背牛カーリングホール」のある遊水公園うららには、木製の複合遊具やブランコ、滑り台、砂場など子供たちが遊べる設備がいっぱい。さらに、ウォータースライダー、スリーオンスリーコート、27ホールのパークゴルフ場まで揃っているので、大人から子供まで1日中楽しめます。
詳細情報
住所:北海道雨竜郡妹背牛町字妹背牛5181番地2
電話番号:0164-32-9511
アクセス方法:JR北海道函館本線「妹背牛駅」から徒歩で15分
駐車場:あり
開館時間:平日 10:00~22:00、土曜日・日曜日・祝日 10:00~21:00
休館日:12月30日~1月6日
予算:利用料金 冬期間 1シート 一般・大学生 1,000円 高校生 700円 中学生以下 500円、カーリング用具 1セット 100円
周辺のおすすめスポット情報
・妹背牛町郷土館
妹背牛町郷土資料館
JR妹背牛駅から歩いて10分の場所にある「妹背牛郷土館」は、昭和6年に村役場として建築された建物で、明治期のフランス風デザインの流れをくんだ建築物として高い評価を受けています。昭和60年の妹背牛町役場新庁舎落成を機に建築当時の姿に復元され、妹背牛町郷土資料館として整備されました。建物の中には、明治26年から始まった妹背牛町地域の開拓の時代から現在に至るまでの約600点にのぼる貴重な資料をはじめ、町文化財・文化遺産等が保存・展示されています。
妹背牛町郷土資料館のおすすめポイント
妹背牛町郷土資料館は8月14日から16日までの3日間しか開館していませんが、それ以外の期間でも見学を希望すれば無料で入館することができます。館内には明治の開拓当時の農具や家具、生活様式が展示された郷土資料展示室と、町指定文化財第1号の「獅子頭」と「天狗面」が保存公開されている「獅子頭展示室」、開拓時の小学校の写真や当時の教科書、文具が展示された「教育展示室」があります。また、希望すれば郷土館職員の方が無料で案内をしてくれます。
詳細情報
住所:北海道雨竜郡妹背牛町字妹背牛247番地2
電話番号:0164-32-2760
アクセス方法:JR北海道函館本線「妹背牛駅」から徒歩で10分
駐車場:あり
営業時間:8月14日~16日までの3日間のみ・午前10時~午後4時まで。見学希望の場合は町民会館まで連絡してください。
予算:入館料 無料
大黒屋菓子店
JR妹背牛駅から歩いて8分ほど、国道12号線から少し入った場所にある、妹背牛町で人気のお菓子屋さんです。昭和31年創業の老舗で、手作りのケーキや和菓子が美味しいと、地元妹背牛町はもちろん、近郊の人たちからも長く愛されています。妹背牛産のお米やハーブ、深川産の牛乳や自然卵など地元の安心安全な食材を使用。その良さを十分に活かしたお菓子を作っています。大黒屋菓子店の名物は、“中花まんじゅう”や“でか生どら焼き”などです。
大黒屋菓子店のおすすめポイント
大黒屋菓子店のおすすめ商品は、創業時から毎朝一つ一つ焼き上げている名物の「中花まんじゅう」。口当たりの良い「こしあん」を贅沢に使用し、しっとりとした皮で包んだお菓子です。袋には可愛らしい牛の絵が描かれています。また、北海道内の農場で、平飼いで育てられた鶏の自然卵を使った「おんぶプリン」、サクサクの皮が絶妙な「おんぶシュー」も人気です。他にも、地元産のカボチャをお店でペーストし、栗とモチモチのギュウヒをパイで包んだ、土曜日限定の「カボチャパイ」もおすすめです。ちなみに「おんぶプリン」や「おんぶシュー」の「おんぶ」は、妹の背に牛という意味でおんぶと名付けられています。
詳細情報
住所:北海道雨竜郡妹背牛町1区 3町内
電話番号:0164-32-2021
アクセス方法:JR北海道函館本線「妹背牛駅」から徒歩8分
駐車場:なし
営業時間:8:00~20:00
定休日:火曜日
予算:1,000円~2,000円
妹背牛町で巡りたい観光スポットとおすすめグルメのまとめ
人口3,000人ほどで、広さも道内で3番目に小さい町、妹背牛町は、水田が広がるのどかな町です。そんな妹背牛町には、ウォータースライダーやパークゴルフ場がある「遊水公園うらら」や、道内でも数少ない屋内専用のカーリング施設「妹背牛カーリングホール」、天然温泉の「妹背牛温泉ペペル」などの施設が駅の近くに集まっているので、ほとんど移動することなく一日中たっぷりと楽しめます。是非、妹背牛町に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
mami_sumimoto
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