共和町の観光スポットとおすすめグルメを紹介します。
共和町には町の伝統や町にゆかりのある人の功績を大事に守り、次世代に活かしていこうとするスポットが数多くあります。自然の景観はもちろん、木造の旧小学校を利用して作られた郷土資料館や、パリを拠点に活躍した共和町出身の西村計雄氏を記念する美術館、町民に愛された鉄道の記念公園と、町の歴史がそのまま観光スポットとして大切にされています。
神仙沼自然休養林
海抜750メートル以上の高原に位置し、多くの湖沼や湿原が広がった自然休養林です。木道周回コースが整備されており、レストハウスから展望台までと、レストハウスから自然休養林内を散策できるようになっています、木道は、神仙沼まで続く遊歩道となっています。神仙沼はニセコ山系の中では、もっとも美しく神秘的な沼と言われており、紅葉の季節は特に湖面に移る風景の美しさが際立ちおすすめです。
神仙沼自然休養林のおすすめポイント
レストハウスから木道を通って徒歩200メートルほどでいける展望台からは、岩内はもちろん、積丹半島、日本海まで遠望でき、絶景が見えるスポットとなっています。駐車場に併設されたレストハウスには売店があり、軽食もとることができます。
詳細情報
住所：岩内郡共和町前田
電話番号：0136-22-0145（後志森林管理署）
アクセス：小沢駅から車で30分
駐車場：有
営業時間：6月上旬～10月下旬
定休日：10月下旬～5月下旬
周辺のおすすめスポット情報
・神仙沼
共和町かかし古里館
木造の旧小学校を利用して作られた共和町の郷土資料館です。木造校舎は昭和8年に建築されたもので、その後廃校となった旧幌似小学校を修復し、展示場として再活用したものです。コンクリートの新しい施設と木造校舎が繋がっており、木造校舎に一歩足を踏み入れるとまるでタイムスリップしたかのように、時の流れを感じることができます。
共和町かかし古里館のおすすめポイント
共和町の開拓の歴史をわかりやすく展示、紹介している歴史博物館で、共和町の主産業である農業にかかわった先人達の開拓や生活文化の歴史などをはじめ、毎年開催している「かかし祭り」の様子なども紹介されています。木造の旧小学校部分には、教室には当時を思わせる机なども置かれており、児童の話し声なども自動音声で流れてくるのが特徴です。
詳細情報
住所：岩内郡共和町南幌似103-13
電話番号：0135-73-2617
アクセス：共和町役場前から徒歩で5分
駐車場：有（50台）、無料
営業時間：9:00～17:00 11月から3月までは10:00～16:00（入館は15:30まで）
定休日：毎週月曜日（月曜日が祝祭日の場合は翌日休館）、年末年始
予算：小学生以上100円
周辺のおすすめスポット情報
・幌似鉄道記念公園
西村計雄記念美術館
西村計雄記念美術館は、戦後パリを拠点に活躍した洋画家である西村計雄の作品を展示する美術館として、1999年に建てられました。田園風景を見渡すことのできる丘の上にある美術館で、西村計雄の作品を中心とした展示に加えて、さまざまなアートが楽しめるプログラムが実施されています。月に一度の、「K・U・DAY（ケイユーデイ）」には入館料無料で見学が可能です。
西村計雄記念美術館のおすすめポイント
西村計雄の作品は、ピカソを育てた画商に「和菓子の色」と評されたという、やわらかな色彩とたおやかな線が特徴で、「東洋・西洋の美しさを融合」させたことにより評価されています。西村計雄の油彩画作品に加えて、道具などのさまざまな資料を所蔵し、さらに西村の弟子にあたる山岸正巳の油彩画やパステル画なども展示しています。10:00～15:00には「カフェ・フルール」にて、ボランティアによるカフェサービスが実施されており、展示室の他、復元されたアトリエや様々なイベントが催されているのが特徴です。
詳細情報
住所：岩内郡共和町南幌似143-2
電話番号：0135-71-2525
アクセス：共和枚役場より車で5分
駐車場：有、無料
営業時間：9:00～17:00（入館は16:30まで）
定休日：月曜日（月曜が祝日の場合はその翌日）、年末年始
予算・カード使用の可否：入館料：一般500円、高校生200円、小中学生100円
周辺のおすすめスポット情報
・共和町かかし古里館
スープカレーゆうじ
カウンター席、テーブル席、小上がり席と、合わせて30席ほどあるゆったりとした店内で、アットホームな雰囲気が特徴のお店です。スープカレーの定番である「チキンスープカレー」は、骨付きチキンではありませんが、柔らかく煮込まれたチキンが入っています。スープカレーは辛さを100番まで細かく選ぶことができ、ライスは固めのため、スープカレーによく合うのが特徴です。
スープカレーゆうじのおすすめポイント
スープカレーは親しみやすい味で、辛さは0から選べ、辛さを追加していくことも可能です。定番以外ではハンバーグがおすすめで、ジューシーでボリューム満点なハンバーグを味わうことができます。トッピングのお野菜は素揚げのじゃがいも、人参、ブロッコリー、ゆで卵とシンプルな印象です。
詳細情報
住所：岩内郡共和町梨野舞納10-49
電話番号：0135-62-5500
アクセス：共和町役場より約8.5km、車で12分
駐車場：有
営業時間：昼 11:30～14:30（L.O.14:00）、夜 17:30〜20:30（L.O.20:00）
定休日：火曜日
予算・カード使用の可否：1,000～1,999円程度、カード不可
周辺のおすすめスポット情報
・あさのホール
幌似鉄道記念公園
旧岩内線の「幌似駅」跡を利用した記念公園で、NHKのドラマ「旅路」の映画版では塩谷駅としてロケ地となりました。1985年に廃止された岩内線は、函館本線との連絡線として貢献していた路線で、2007年に国道バイパスに用地が転用されたため駅舎と車両が移転してこちらに移管されたものです。現在、駅舎は当時のまま保存されており、記念館として一般公開されています。
幌似鉄道記念公園のおすすめポイント
管理人は常駐しておりませんが、清掃や管理が行き届いており、スタンプ、旅ノートなども置かれています。待合室内にはレールも展示されており、秤や運賃票なども置かれています。駅事務室内には岩内線「さよなら列車」のヘッドマークなどが展示されているため、鉄道ファンにとっては人気のスポットです。
詳細情報
住所：岩内郡共和町南幌似38−2
電話番号：0135-73-2011
アクセス：バスは小樽、倶知安、小沢駅前から岩内行きで「共和町役場」下車、徒歩5分
駐車場：有
営業時間：9:00～17:00（4月29日から10月31日）
定休日：期間中月曜、11月から4月下旬まで閉館
周辺のおすすめスポット情報
・共和町かかし古里館
ナチュラルチーズ工場クレイル
1975年に北海道で個人としては初めてのカマンベール工房をオープンさせたのが始まりで、当初「西村チーズ」としてスタートし、2年後に「株式会社クレイル」となっています。創業者はナチュラルチーズの本場、フランス国立乳製品専門校で学び、乳製品醗酵技術の国家資格を取得した後も、第一人者のもとで醗酵技術を長年研究したのち帰国し、共和町の気候が北フランスに似ていることから、この地でチーズづくりを始めました。
ナチュラルチーズ工場クレイルのおすすめポイント
現在、4種類のナチュラルチーズを製造し、カマンベールチーズの牛乳は黒松内町のものを使っています。「フレッシュ」で「ナチュラル」なカマンベールチーズが特徴で、北海道の粉雪をイメージした細かいフレーク状のチーズや、ブルーチーズの青カビをカマンベールではさみこんだ手間暇かかった新しいタイプのチーズなどもあります。札幌市内のホテルや百貨店などで販売されており、通信販売も行っています。
詳細情報
住所：岩内郡共和町老古美320-3
電話番号：0135-62-7457
アクセス：共和町役場から約7キロメートル
駐車場：有（15台）
営業時間：9:00～17:30（4月1日～12月下旬）
定休日：期間中なし
予算：1,000円程度
周辺のおすすめスポット情報
・学田神社
共和町で巡りたい観光スポットとおすすめグルメのまとめ
市街地が岩内町とほとんど連続している共和町は、開拓以来交通の要所として栄えてきました。小さな街ながら、道内からは年間15万人ほどの観光客が毎年訪れる街でもあります。自然豊かで、その歴史を大事に残していっている共和町を訪れ、ノスタルジックな気分に浸ってみてくださいね。
zoomaru
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